年齢の差

かなめものキャラで年齢（というよりは学年）を把握できるのは、主に「かな・代理・ひなた」の3人。残りのキャラはいまいち年を経るのを作中で把握しにくい。例えばユメはかけおちしたのが高校3年生（4巻114頁）で、おそらくその頃に専売所に来ている。その時期は、ユメの口から「この店に来た去年のクリスマス」という発言もある（1巻72頁）ので、ユメはおそらく連載開始時19歳～20歳。しかし、ユメが20歳になったかどうかが作中で確認できるすべはない。唯一の手がかりは1巻でかなの歓迎会をやってる時に、はるかから酒をついでもらってる＆はるかは未成年が酒を呑むのは気にしているので、おそらく20歳なんだろう。

比べやすい3人の年齢を比較してみると・・・

連載当初　
かな　中学1年生　代理　2年生？　ひなた　浪人1年生

ひなたサクラチル1回目
かな　中学1年生　代理　不明　ひなた　浪人2年生

その翌月の連載（美華転校）～2回目のサクラチル直前
かな　中学2年生　代理　2年生　ひなた　浪人2年生

かなの根拠は・・・
2巻冒頭のクラスメートのやりとりは、中学1年生のやりとりではない。
2巻冒頭で美華が転校してきたことを紹介するが、そもそも中学1年生なら各学区からいろんな生徒が来るわけだから、転校生の紹介とかやるはずがない。
かなの冬休みの数学宿題が2年生内容。

代理の根拠は・・・
代理の水着の名札
代理の持ってきた朝顔にかいている名前

2回目のサクラチル（1回目のサザエさん時空発動）
かな　中学1年生に戻る　代理　不明　ひなた　浪人2年生に戻る

その翌月の連載～サクラサクまで
かな　中学2年生　代理　2年生　ひなた　浪人2年生

かなの根拠は・・・
3巻冒頭ではるかが「新学期」と言っている。

代理の根拠は・・・
3巻93頁「夏休みの計画表」に記載。
4巻冒頭の「授業参観」の話は、明らかに1年生時の話。

サクラサク以降
かな　中学2年生　代理　不明　ひなた　大学1年生

かなの根拠は・・・
4巻63頁のかなのセリフ。
4巻112頁のかなのセリフ。おばあちゃんがなくなってから2回目の夏なんだから、まだ2年生。



というわけで、実は

『かなとひなたの年齢に差が出てしまっている』

ようなきがしてならない。まあ、サザエさん時空内なんだから、そんなことを気にしたら負けなのだがｗ　ただ、3巻でかながひなたに髪を切ってもらってる時に、ひなたの弟の話が出ているのだが・・・ここで弟の学年が雑誌（5年生）と単行本（6年生）では違っている。これは同じ巻にある「かなが下着を盗まれる話」の時に、ひなたが中学生で弟が小学生の時に下着を同時に盗まれた、という話にきちんと合わせるため。

なので、年齢はちゃんと石見さんは気にしているような気がするんだけどなあ・・・そのへんがきになって、単なる「サザエさん時空」でカタをつけたくない問題だったりするのです。

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