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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

ふわ19 [ふわふわ科学]

今回は夏にまつわる雑学系。

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毛細管現象とは、おおざっぱにいうと細かい作りの部分にどんどん水が進入していくこと。水分子独特の性質「水素結合」が関わってくる。水の入ったバケツの上にタオルを吊り下げておくと、タオルの比較的上の方までそのうち濡れてくるのはこれのせい。

更に、汗が蒸発することによってこの後チエも触れている「気化熱」での冷却作用も兼ねている高機能シャツ。まあ、高機能でもオシャレではないからねえw

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気化熱とは、液体が気体になる時に周囲の熱を奪うこと。例えばウェットティッシュで腕を拭いてその後にひやっとするのは、ウェットティッシュの水分ではなくて、その水分が乾く時の気化熱が、腕から熱を奪っていくから。

打ち水でちょっと涼しくなるのはこれが原因。ただ当然湿度は上がるので、温度は下がるものの快適になるかどうかは微妙だったりする。

この気化熱の逆で「気体から液体になる」場合は今度は放熱する。地学の用語では「潜熱」というこの熱を利用しているのが台風。来月辺り台風のネタで扱われたりしないだろうか。

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この話は「交感神経」と「副交感神経」で、高校生の生物では受験でおなじみの知識。緊張しているときは「交感神経」でリラックスしているときは「副交感神経」がはたらく。いわゆる鳥肌が立つ、というのも交感神経のせい。チエは推定中学生なのだがこのへんの知識が豊富なあたり、やっぱり理科系に関しては頭ひとつ抜けてる感がある。

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チエの言っている「アイスクリーム頭痛」はなんと正式名称w ちゃんとこういう医学用語がある。日本では「かき氷頭痛」と言われているものだが、なんで英語verの方をチエが知っているのか。やはり謎の博識である。


実は冒頭でミソラが熱中症で倒れたりしてキケンなのだが、今回はこんなところで。

#でもこれを書いている7/21~7/22は、恐らく歴史的な寒波が襲って、夜の気温が18度だったことを記しておくw
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