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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

50%までの流れ [城下町のダンデライオン]

飛行船が降下してきてから、不時着させるまでの流れ。修の行動力・判断力が評価されているが、他のきょうだいの咄嗟の判断も素晴らしく、これ以外の行動では危機回避ができなかったと思われる。

・飛行船発見時

 修がまず飛行船の様子を見に行き、様子のおかしい操縦士を発見する。副操縦士が居ないのは確かに疑問なのだが、そこは鉄骨と同じだと考えよう。この段階では当然ながら修の瞬間移動は使えないし(操縦士を巻き込む)、修一人では何も出来ないので、一旦戻る。

 飛行船を操縦できる人間が居ない状態で、落下してくる飛行船を安全に処理するにはどうすればよいか。恐らく修が「瞬間移動で飛行船を安全な場所に飛ばす」ことができたのはこの瞬間だけだったのだが、飛行船を飛ばした先に万が一人や建物があった場合は大損害になる。更に言うと、修は「自分以外を飛ばす場合は失敗する可能性」がある。万が一を考え、修は自分で飛行船を操縦する方法を取ったのだろう。

 当然ながら修には飛行船は操縦できない。ここで真っ先に栞を、もっと言うと栞「だけ」を頼った修の判断力は凄い。ここで栞以外の誰か(例えば茜)を一緒に連れて行った場合は、詰んでいただろう。

 茜もこの段階で飛行船を外から支えるために飛び出している。スカーレットブルームとしての活動のせいか、こういう緊急事態に体がちゃんと動くようになっているのだろう。11話でメガネ無しでも公衆の門前でちゃんと動けるようになっているのが大きい。

 栞の物体会話があれば、飛行船の簡単な操作は分かるし、安全な着陸先も分かる。茜も外から重力制御で落下を支えている。恐らく飛行船の衝突を避ける最大限の努力をしているのだが、それでも衝突してしまう。

・飛行船衝突後

 飛行船さん「この傷では長く飛べない」
 栞「後5分くらいが限界だって」

 というやりとりに、栞の卓越した判断力を感じずにはいられない。飛行船を操縦している修にどのような情報を渡せば適切なのかを即座に判断して、具体的な数値で伝えている。本当に幼稚園児なんだろうか・・・この情報があるから、修は遥に具体的な数値で情報を渡すことができ、その結果、確率予知を使うことができている。

 葵が絶対遵守を使うのを全員で止め、修が演説(という名前ののろけw)をし、岬や光が観客の誘導をしているのだが、岬はテレパスが使えるのだから、もっと離れて動くべきだったとは思う。ただ、岬が手伝っている姿というのは国民はよく目にしている。なので、ここで国民の誘導をしたのが岬なのは恐らく正解。光はノーコメントw


・ 飛行船不時着まで

 遥が「修の瞬間移動を使う確率を出さなかった」理由は恐らく2つ考えられる。
 一つは、「修が瞬間移動を使ったとしても、50%を超える成功率は出なかった」ということ。先述通り万が一のことを考えると、落下中の飛行船を安全な場所に瞬間移動というのは無理な話だし、修だけでなく栞を巻き込むことになる。更に言うと、修の瞬間移動は「自分と自分の触れているもの」が対象なので、隣の席に座っている栞は瞬間移動の対象外の可能性もある。
 もう一つは、エンディングで修が「あ・・・」と言っていたように「修が思いつかない作戦は、そもそも実行される可能性が0だから出てこなかった」というもの。この場合は全面的に修が悪いw

 結局は近場の河川敷に物質生成で野球場にあるようなネットとポールを立てて、そこに突っ込むという作戦を取ったのだが、ここで重要になるのは「飛行船を止める役」が必要だということ。茜が適任のように見えるのだが、そもそも茜は飛行船を誘導するのに疲れきっているので不可。そうなると、輝が物理で止めるしかない。輝ならば、万が一飛行船が突っ込んでも怪力超人で自身が強化されているので恐らく無事である。茜は万が一の時は恐らく即死だろう。


 修は皆をまとめる役に徹していて、要となったのは、栞+輝の年少組だったところを、個人的には評価したい。
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