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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

上位互換なのか [城下町のダンデライオン]

輝の能力の怪力超人と、茜の能力の重力制御。

前者は単に力が強いだけだが、後者は重力の方向を変化できるため、応用が効く能力である。一見すると後者は前者の上位互換のように見えるのだが、様々な場面からきちんと性能の差はある。

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アニメ2話でもあった場面だが、奏は「体は普通の女の子」だと茜のことを諭している。アニメ11話や原作4巻予定のミラク9月号でもあったように、幼少期の茜は能力を暴力的に使っている節があり、更に奏自身がまだ能力を使えない茜を事故に巻き込んだ過去を持つため、この辺の過保護っぷりは納得できる。

ここでわざわざ「体は普通の」と強調しているのは、重力制御中は別に肉体が強化されているわけではないということ。確かに触れたものの重力を瞬時で打ち消すことが茜には可能(そうでないと落下してきた鉄骨を受け止めることは出来ない)だが、意識が無いあるいは朦朧としている状態ではこの能力は当然ながら働かない。つまりアクティブな能力である。

上のシーンでは、茜は猫を助けて道路に転がっているところで、トラックへの注意は全く向いていない。この状態でトラックが突っ込んできたら、重力制御中でも衝突したら当然茜への被害が大きい。そのことを奏は十分に知っていて、それで咄嗟に衝撃吸収材を出したことになる。何よりもこのシーンは、過去茜を事故に巻き込んでしまったことに対する「借りを返した」シーンだろう。この段階ではまだ奏は、あの事故の事を「借りがある」と思っている。

一方輝の怪力超人は、肉体そのものを強化する。そのため、肉体強化中は外からの衝撃にも相当なレベルで強度を持っている。

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アニメ第一話や原作1巻ラストでは、輝が怪力超人中に落下したりあるいはジャンプで上昇したりするシーンがある。ジャンプする場合は、ジャンプで到達した高さから落下した分の衝撃をジャンプ時に受けるわけだが、そういうのを輝はものともしない。輝の足も含めて全身が強化されていないと出来ない技であるし、アニメ1話で輝が落下しても家族含めて国民が誰もひやっとしなかったのは、怪力超人の能力で全く怪我はしないことを知っていたからだろう。つまり重力制御に比べるとパッシブな能力であると言える。


更にいうと、アニメ11話のような土砂災害の場合、大きな岩をどけるのはどちらの能力でも大丈夫だが、土砂をどかそうとした場合に有利になるのは怪力超人の方だと思われる。また、土砂の二次災害に巻き込まれたとしても、怪力超人ならば生き残る可能性が高い。

力の制御が効かなくなる関係で常時発動はしていないが、輝が怪力超人を発動している間は、恐らくあらゆる物理攻撃が無効になるだろう。そうでないと、アニメ12話で修は輝のいる所にめがけて飛空船のフックを落下したりはしない。


姉の方が確かに空も飛べるし便利な能力だが、だからといって万能ではない。そこが面白いところだとは思う。

#しかし輝は茜を本気で殴りにいってるのだが、大丈夫なのかw
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