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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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勝算 [城下町のダンデライオン]

原作・アニメ共に修が国王となって終了したダンデライオン。アニメ版は原作を結構いじって、修がまともに選挙活動をする所があったり、修がメディアに晒されているシーン(花さん絡み)が多かった。また、順位も万年最下位からじりじりと伸ばしていく場面もあり、最終話では原作とは違う形で葵が選挙放棄をし、それに加えて飛空船からの避難時に修の最終演説があったことから、きちんと「修が国王になる」ことを組み込んだシナリオ展開になっている。

しかし原作だと修は基本やるき無しの最下位であることは変わりないが、アニメ版ほどの露骨な挽回劇は存在しない。どの辺で修は国民にアピールできたのか。以下、原作で修の得票に関わりそうな場面を抜粋する。

・テラスの中心で結婚を叫ばれる(2巻70ページ)

 アニメでもあった話。恐らく修がメディアで好意的に持ち上げられるようになったと思われる。元々今の国王である父親とは見た目はそっくりなわけだし、父親と同じように『一般人との結婚』となると、その話題性は高いはず。なお、原作では1巻に「西洋王家」の王子が登場し、茜に求婚をせまっている。このため、別にこの世界が基本王族と一般人の結婚であるわけではない。(一応1話でパパが読んでる新聞に、この王家は登場している)

・茜の選挙演説サポート(2巻~3巻)

 アニメでは9話以降自分の選挙活動を花さんと一緒に始めているが、原作では最後まで茜の選挙活動をサポートしていた。遥と同様に「候補者をサポートしていること」が国民やメディアに晒された結果、人気がじりじりと上がっていったと思われる。

・町のPR映像(3巻41ページ~)

 アニメではまるっと削除された話。恐らく修と花さんが婚約前提で付き合っている(と誤解したw)メディアが、町のPRに二人の映像を使おうとしたのだろう。この二人、町中では現国王と王妃にそっくりだということもあり、こういう活動は票に結びつきやすいと思われる。

・修からのプロポーズ(3巻52ページ)

 上記のPR映像の撮影と共に起きているイベント。アニメでは修とパパであったやりとりが、原作では修と「花さんの」パパのやりとりである。更にアニメではプロポーズ場面でシベリア送りになってニュースにできなかったが、原作では最終演説の場という「明らかに監視カメラがある」場所を選んで修はプロポーズしている。花さんが公の場でプロポーズをした事に対する修なりの返事だったのだろう。
 修はこのシーンで「王になるつもりはない」とは言っているものの、恐らくこの辺から本気で選挙に勝ちに行く作戦を練っていると思われる。

・岬の選挙放棄(3巻70ページ)

 アニメでは岬は何度もめげそうになりながらも、遥の支えがあって最後まで選挙活動をする。しかし原作では途中で選挙活動を降りる。この時、岬に集まっていた票の大半は遥に移動したと思われるが、ここから修に移った票も少なからずあると思われる。

・奏を助ける(3巻100ページ)

 アニメ10話の名場面。実は奏に落ちてくるものがアニメでは鉄骨だったのだが原作では鉄板である。アニメはとにかく鉄骨推しが激しいw
 奏を救出する場面も間違いなく監視カメラには収録されている。原作・アニメ共にこの場面がニュースで報道されたという場面はないが、まあ報道されていたら間違いなく修の票は伸びる。

・茜へのプレッシャー(ミラク10月号)

 最終演説直前で茜にプレッシャーをかけているw 普通に考えると、いつもの茜いじりなのだが、得票を少しでも多くしようとするならば、ここでプレッシャーが有効な茜をいじっておくのは作戦としてはありだと思われる。ただ、この時点でまだ葵に勝てる算段は全く立っていない。


結局のところは葵の選挙放棄からのスライド票が一番大きかったとはいえ、原作でも修は修なりに選挙活動をしていることが伺われる。


#しかし、いつ奏の選挙妨害やってたんだろうか。途中からはやめたのか?
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