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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

対応するコマ [城下町のダンデライオン]

ダンデライオン原作には、あからさまにセリフ回しなどが似ていて、恐らく伏線として働いているコマが複数ある。まずは奏と葵のやりとりから。

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2巻52ページ。奏が葵の真の能力に探りをいれつつ、葵が選挙で負ける方法を提案するシーンだが、ここでは奏が茜の人見知りの件を心配している。

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しかし同じ2巻101ページ。アニメでもやったジャミンググラスの回だが、ここでは葵の方が、先述の奏と全く同じ理由で茜の人見知りを心配しているw 葵の能力はこの段階で「絶対遵守」であることは読者にはバレているのだが、かといって「完全学習」が消え去ったわけではなく、葵の記憶力は相当のもの。ということは、この台詞は奏の台詞を覚えていて、それを利用して奏を説得に当たったのかもしれない。葵はきょうだいの中では結構裏表があるからなあw

アニメ版ではこの2つのシーンのうち前半が削除されていて、茜の人見知りを心配するのは葵の役目。

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もう一つは葵と光のやりとりから。これは3巻63ページ。アニメ10話でもやった、光がさっちゃんに王族であることを明かす直前の話。この二人は作中で「嘘を貫き通すことを決意する」二人だが、光は前向きで葵は後ろ向き。光は頼れる姉ということで何気なく葵に質問を投げかけているのだろうが、葵にとってはかなり心をえぐられる質問だったに違いない。

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それと対応するのが10月号のこれ。光は「自分のファンとアイドル桜庭らいとのために」嘘を通し、葵は「友達との関係性のために」嘘を通そうとした。アニメのエンディングで何故かこの二人が同じシーンで出るのは、多分この対比があるからだと思っている。

アニメ版10話は光とさっちゃんの話であるにもかかわらず、ちゃんと葵が登場して原作通りのシーンだった。12話で本望鼓舞のシーンがあると予想するのは、この対比があるからである。


こういう伏線張ってる4コマは良いですよねえ。
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