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本望鼓舞その2 [城下町のダンデライオン]

本望鼓舞その1 http://iwamemo.blog.so-net.ne.jp/2015-08-24
本望鼓舞その3 http://iwamemo.blog.so-net.ne.jp/2015-08-28

昨日の続きで、葵の真の能力「本望鼓舞」のウラ取り。こういうチマい作業は好きです。今回は恐らく一番可能性の高く、物語の流れとしても自然な

① 実際に葵の能力は「本望鼓舞」だった

というのが果たして十分説明可能かどうかを考える。そのためにはまず、葵が能力を発動した場面と、葵の能力を説明した場面を攫う必要がある。

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まずは1巻65ページ。能力を使っているわけではなさそうだが、この「背中を押して欲しい」というのを葵に言わせている辺りに、既に1巻の段階で葵の「真の能力」に関しては作者さんは考えていたと思われる。

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次1巻98~99ページ。実際に能力を使ったのは恐らくここが初めて。能力発動時にフォントが変わるのが特徴なのだが、明らかに発動していない時にもこのフォントになることもあり(例:1巻12ページ)100%の確信はもてない。

ここでの強盗は、明らかに葵に対して「畏怖」の感情があることが、脅し文句を言いながら常に丁寧語であること+マスクの上から顔に汗をかいていることから容易に想像できる。そうなると、葵に「武装解除して家に帰れ」と言われたら恐らく従うであろうし、本心として「こんなヤバイことをやりたくない」と思っていたら、本望鼓舞の能力で帰ってしまうのである。

国民の信頼に篤い葵の発言だから、国民も喜んで従ってしまう。

パパも言っていたが、これが本望鼓舞を絶対遵守と勘違いしていた理由だろう。葵でなかったら、この能力はもうちょっと早く判明していたかもしれない。

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次2巻45ページ。ボルシチには能力が効かないことを確認しているのだが、ボルシチは葵に心酔しているわけではないので、本望鼓舞は発動していない。ここでのやりとりは他にも

・葵はこっそりと能力の発動条件を調べていた

ことがわかる。自分の絶対遵守(と思っていたもの)が、どういう条件で発動するのかは、中学の時に能力が判明して以来調べてきたのだろう。そうでないと、1巻の時に強盗への「切り札」としては使えない。先日、葵の能力は「家族には無効であるor効力が薄い」可能性があることを言及したが、恐らく葵は自分でそれは調べているのだろう。

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次2巻105ページ。葵から光への発言が全部フォントが違っていて、恐らく光に対して能力を2回連続で使っていると思われるw ここは恐らく「家族には効きが弱い」ことを逆手に取って、思いっきり全力で光に「絶対遵守」を使ったつもりなのだろう。光自身が葵にガチで怒られる事を望んでいるとは思えないし、光のちゃらんぽらんな性格とは反しているため、本望鼓舞が発動しているとは思えない。しかし別に「能力が絶対に発動」している必要はない。能力のせいではなく、単に光がガチで葵の発言を怖がっているだけだと思われる。このシーン、今週の9話であるはずなので非常に楽しみである。

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次2巻116ページ。ここが恐らく1番「絶対遵守」と「本望鼓舞」でもめる場面だと思われる。ここでの能力が絶対遵守だとすると今月号でパパは嘘を付いていることになるし、本望鼓舞だとすると、目のハイライトが消えていたりする描写と本望鼓舞の能力はそぐわない。しかも菜々緒さんがペロリストになるという不名誉がw しかしここでの能力が本望鼓舞だとしても、ちゃんと話の筋は通る。ハイライトが消えた目の描写のみが問題か。

細かい話だが、原作では他の二人の目のハイライトも消えているが、アニメでは他の二人は正常である。この辺の誤差から、実は

「アニメと原作で、葵の能力は違えている可能性」

も否定できなかったりする。つまり、アニメの葵は「絶対遵守」で、原作の葵は「本望鼓舞」かもしれない。



3巻予定分はまた次回。個人的には中学校のぺろぺろ事件は絶対遵守の能力だと思うのだけどなあ。
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