２００６年

しょーがくせいのあたまのなかの作中時期は明確にされていない。これまでの芳文社での作品はいずれも大体「現実時間＝作中の時期」だったため、しょーがくせいのあたまのなかも、初めはその可能性が高いと思われた。しかし先月号の道徳の時間に

・道徳は火曜日にある
・この日は９月１９日

ということから、少なくとも現実の2014年とはリンクしていないことがわかった。2014年の9/19は金曜日である。可能性としては

・単なるミス
・そもそも時期を合わせることは考慮していない
・道徳は金曜日にもある

というものが考えられたが、もう一つ浮上してきたのが

・作中は少々昔である

というもの。まず、９月１９日が火曜日になる、１番最近の年は２００６年。作中が２００６年で辻褄が合うかを考えてみると・・・

・第二話で電話をしながら自転車にのってるにーちゃんが居る。形状がスマホかケータイかは分からないが、２００６年には既にスマホはあるのでおかしくはない。むしろ、作中スマホ・ケータイを使っているシーンがあるのはここだけ。

・みゆの家にあるテレビは既に液晶の薄型。液晶テレビが大衆向けに安くなってきたのはちょうど２００６年頃。みゆの家はそれなりに富裕なので、持っていてもおかしくはない。


石見せんせーの作品は、作中にいわゆる「時事ネタ」をあまり持ってこないため、時代を特定するのが結構難しい。特にしょーがくせいのあたまのなかではその傾向が強いのだが・・・

もし、これ２００６年のお話だとしても、みゆたちが最年少主人公であることには代わりはないというのがおもしろい。

＃スズナリ！は２００４年開始で楓１５歳。かなめもは２００７年開始でかな１２歳。

タグ：しょーがくせいのあたまのなか