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千本桜1巻 3/26
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2周目 [かなめも・小ネタ集]

かなめもを最終話まで一度読み終わった人は、是非そのまま2周目を読んで欲しい。

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個人的に1周目と2周目で大きく読む印象が異なる場面はここ。4巻クリスマス回。

恐らく私みたいに粘着質に読んでいない限り、1周目ではこのシーンがただの「所長とかなのやりとり」にしか見えない。しかし、一度最終話まで読み、かなの父親の件を知った上で読むと、何故所長が「父親に会いたいと思うか?」とかなに聞いたのかが、手に取るように分かる。更に言うと、この時点ではかなの父親は「亡くなっている」というのが普通の読者が知っている情報。しかし、ここのタイトルは「写真を見たこともない人」というわけで、何故おばあちゃんが父親の写真をかなに見せたことがないのか? という疑問が浮かぶ場面でもある。

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1巻のこの花見シーンも、代理の母親の事情を石見せんせーのblogで知った後に読むと、代理の、そしてこの母親の台詞の裏がよく分かる。代理にしてみれば母親というのは基本的に口にも出したくない忌むべき存在だし、母親にしてみれば「あの」「女好きの」風新専売所の所長の娘、ということでそんな娘から自分の子供を引き離したい。そういうことだろう。


こんなわかりやすい場面以外にも、かなめもにはほんとに2周目になってやっと気がつく場所が多い。是非、1回だけでなく2回3回と読んで欲しい。スルメみたいに読むごとに味がある。


#最近「最終巻を読み終わった」という人をついったーでよく見かけるので、同じようなネタだけれどももう一度書いてみるなど。
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