条西家の噂

これまでの話で馬の世界に結構詳しいことがわかっている新菜。そんな新菜が軽く嫌悪している相手が条西家。



こういう央花の言動や、この後にある音葉つまみぐい宣言などから、央花自身は「エージ関係を結ばないのにハーフと関係を持ちたがる厄介者」というイメージがある。実際のところ、駒先生は



央花姉のことも央花の事も知っている。当然条西家の話も知っているのだろう。この場面は「仮エージの相手を探す」ことで、当初は「央花自身は既に姉がエージ相手だから」別に仮エージの相手を探す必要が無いという意味だと思っていた。しかし、欄外のエージの説明には「一度エージ状態になるとすぐには離れられない」と書いている。

ということは、この央花はひょっとして「エージ相手がいるのに他のハーフにちょっかいを出す」のかあるいは「そもそもエージにはならずに他のハーフにちょっかいを出す」のかのいずれかで、新菜が知っている程度には噂になっているということだろうか。


つか、この二人（新菜＋央花）ここまで重要人物っぽくなるとは思わなかったYO。

タグ：ま５ 央花 新菜

夏目ちゃんまとめ本情報追加

http://web.chobi.net/~oekakiba/

少しづつ動いている様子ですヽ[・_・]ノよきかなよきかな

夏目ちゃん以前の短篇集も収録を考えているらしく、嬉しい限りなのですが、ちゃんと黒字考えようよ・・・と言いたいｗ

このまとめ本をきっかけにWEB上なり同人なりで、また漫画が見られるとよいなあ。

＃しかし、同人出してなかったのかこの作者さん。あまりに意外すぎる。

タグ：ごめんね。夏目ちゃん

数え方

メイドさんの数え方は「ひとりふたり」なのか「一体ニ体」なのかで意見がわかれるところ。そういえばちょっと前に学会誌の表紙がメイドロボでしたね。

タグ：楓 スズナリ！ 絵

ま０７

今年は毎号連載宣言。ほんとに毎号出てくれたら６月くらいには単行本が拝めそうでまことに嬉しい限り。しかし今月の内容を見るに、ほんとにこれ２巻に辿り着けるのだろうかげふんげふん。好き勝手石見せんせーがやっている様子は実に見ていて清々しいのだが。


前回は「音葉がすぐ謝る」という所で終了したのだが、今回はその続き。しかし



どうやら今回ははぐらかす様子。読者としては音葉が幼少の頃にそれなりに酷い虐待を受けている事への自己防衛的なものだと理解できているのだが。望都にそのことを打ち明けるには、まだ関係が深くないと見るべきか。

今回は音葉はあまり表舞台には出ず、どちらかというとサブキャラ中心の回。



条西央花と姉＋幌花の３人組の痴態、もとい日常生活。後に出てくる央花と新菜の話も総合すると、この条西姉妹は


・条西家はバリストや（馬と人の）ハーフが生まれやすい家系
・央花と幌花はバリストで姉はハーフ

馬に（ハーフ）ってルビを振る漫画を私は初めて見たよ？

謎なのは央花の呼び方。ハーフのおねえちゃんは「おねえちゃん」としか呼ばないのに、恐らく同じ姉妹であろう幌花は「ろかちゃん」。考えられるのは、幌花と央花は双子か。
央花と姉がエージ状態なのは第３話くらいでも出てきている話なので、当然姉の「いろんな世話」を央花がやっていることになる。しかし口移しで食べさせるのは



これを彷彿とさせる。かなめもでは描写までは出来なかったが、さすが青年誌ヤングガンガン。いいぞもっとやれ。


休日に音葉不在（これも多分伏線だと思われる）で手持ち無沙汰の望都は寮のラウンジへ向かうのだが、そこにいるのはこの面々



ドSロリメガネの新菜さん、６話登場の伏見さん、数話登場している太めの女の子と男子。男子はこれまで何度か出てきているが、この子もバリストなんだろう。バリストにも男女があって、馬（ハーフ）にも男女あるらしい。

ここで話題になっているのは、このま５の世界観に関わるネタ。これを物知りの新菜さんと、いわゆるサラブレッドの条西さんが語っている。まとめると

・日曜３時にテレビの前に居る理由を問うのは野暮。



それはかなめもでもそうでしたよねｗ

・バリストとは馬との会話ができる能力の持ち主で、血筋で生まれてくるものではない。

　競馬のテレビに写っている駒先生そっくりの人は、どうやら新菜情報だと先生とは別人っぽい。さらに、血筋で遺伝する能力ではない。つまり、この学校は、そういう能力者を集めている学校ということになる。

・馬と人間のハーフが生まれてくる世界である

　どうやらま５用語で「馬（ハーフ）」と呼ばれている種族がいて、音葉や央花姉がそれに当たる。その後に新菜が「どちらも生まれやすい血筋」と言及していることから、馬（ハーフ）も、血筋ではなく突発的に産まれる可能性が高い。そりゃ音葉いじめられるわ・・・

・競走馬と馬（ハーフ）は別物である

　競走馬という存在が居ない世界かと思ったら、どうやら両方共居るらしい。何が違うのかはまだ明言されていないが・・・



とまあ、今回はサブキャラが比較的動いたり語ったりで、世界観をまとめる回だった気がします。ところで



次回はNTR回ですか、そうですか。というかこの央花さん、ビッ◯さんか。






＃今回の癒やしはこの伏見さんでした。かわいい。

タグ：ま５

うまい＋うまい＝うまい？

よく作中でゲテモノ料理扱いされるユメの料理。しかしよくよく考えるとパティシエールとはいえ料理人なので、ちゃんと美味いものを作れるはずである。甘味ならば。



第一巻でかなとユメが共同作業で作っている料理の一場面。料理に炭酸オレンジを使っている。これの反応は



まあこんな感じなのだが。そもそもご飯を炭酸オレンジで炊くと何が起こるのかを考えてみる。

炭酸水でご飯を炊くと美味しく仕上がるということはよく言われていて、ぐぐるとすぐに数件実例が挙がる。

オレンジジュースでご飯を炊く、というネタはオレンジピラフなどがあるらしい。みかんの産地ではそれなりに有名だとか。

ということは、炭酸オレンジでご飯を炊いても、そこまで酷い味にはならないのではないのだろうか。だれか試して欲しい。

http://www.ehime-inryo.co.jp/topics/sparkling.php

今なら炭酸オレンジといえばこれだろう。比較的うまい。

タグ：炭酸オレンジ ユメ 料理

案外仲は良い

が、キャッキャウフフには至らないだろうなあ。二人共、矢印の先が固定されてるし。

タグ：直 みか

夏服購入

大体全ての設定が出揃ったので、改めて１巻から読み直しつつ「あれここおかしくないか？」という所を探し、推測していってみる。１年くらいかかるかも。



まず今回はここ。かなめもの第一話と第二話はかな１年生４月の話で、この第三話からは夏服＝６月になっている。かなは、６巻冒頭までおばあちゃんの家に戻った事は無く、また、家を飛び出した時の荷物の大半は「おばあちゃんの骨壷」で、財布すら持っていない。夏服を持っていく余裕などは間違いなく無い。

ということは、かなは６月になる前にどこかのタイミングで「夏服を購入している」はずであるが、かなには当然そんな余裕は無い。これに関するフォローが作中ではほぼ見当たらない。



作中で言及されている場面は恐らくここくらい。専売所にきた当初のかなは恐らく生活必需品などを専売所の面々からタダで貰っている。制服も恐らくその一部にあったのだろう。

しかし実際には学校にかかる費用等はかなり初期の段階でかな父が負担をしており、代理がこっそりと通帳から出している可能性も高い。かな父がどの段階で専売所のことを知ったのかは今のところまだ探していないが、少なくとも３巻の



このシーンの前には、代理の耳には届いている。

もう一つの可能性としては、はるかから貰った古着の中に制服があったというのがあるのだが、さすがにそれははるかが犯罪者臭くなってしまうのでボツ。

戻らない根拠

かなめも最終話のこのメッセージから、恐らく芳文社にはもう戻らないのかなーと思って２ヶ月。なんとなく確信に近づきつつあります。

まずこのメッセージですが、いつもならば「次回作にご期待ください」の一文が（たとえ形式上とはいえ）あるのですが、なぜか無い。意図的に「次回作」というメッセージを消したとしか思えないので、ああそういうことなのかなーと思ったり。

次に、石見先生自身で原画集を出したこと。普通ならばこれは出版社から出すものだと思うのですし、芳文社に残るのならば自分で自分の所属している出版社の原画集とかは出さないでしょう。

さらに追い打ちをかけたのが、原画集「いろいろまとめ」に収録されているMAXかなめも表紙。ひとつだけ抜けているのですが、それが単行本５巻のキャラ紹介に使われている。


今月号MAXまでは諦めるつもりはないのですが、今月に何かしらの新連載情報な無かったら、多分芳文社には戻らないような気がします。それでもまだMAXは読む予定ですが。

次の新連載先はどこだろう。アライブとか？

タグ：かなめも

卒業式前後の話

かなめもは最終話が高校入学式前夜の話で、その前が３年生冬休み。この３ヶ月間の情報が正直不足している。



そんな中、数少ない情報が手に入るのがこの１枚。かなが卒業式後に撮った写真だと思われるのだが、これからいろいろと分かる。


・ギリギリまでユメユーキは専売所に居た

　公立の中学が卒業式をするのは、大抵は同じ時期。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/sotunyu24-25.htm

　かなは恐らく3/19に卒業式を迎えたと思われる。この次点でユメユーキが写真に写っているということは、フランスへ旅立ったのはこの後と考えてよさそう。まあ、北岡家ならばかなの卒業式のため「だけ」に、東京に戻ってきても何ら不思議ではないが。


・風新の面々は、卒業式に参加している

　以前、代理の授業参観に全員でこっそり？参加したこともある面々なので、学校行事に参加するのに抵抗は別にないだろう。あのひなたやユメがスーツを着ているということは、式に実際参加したとしか考えられない。


・この時点で新人3人はまだ入ってきていない

　もし居たならば、きっと日が浅くてもこの写真に入ってきているだろう。更にいうとユメユーキがまだ居るので、専売所内に彼女たちの居場所がない。まあ以前の薔薇にーちゃんのように、近場にアパートを借りてるのかもしれないが。


・恐らくこの写真を撮ったのは、美華・直・文の誰か。

　この写真の不思議な点は「誰が撮影したのか」である。しかし、



　この絵（メロンの6巻初回特典）を見るに、クラスメート4人の卒業式の写真もある。かなの服装が全く同じことから、同じタイミングで撮られた写真と考えてもおかしくはない。この写真だけを考えると、大塚さんが撮ったと考えると割と自然なのだが、風新の写真とセットで考えると、風新組を美華・直・文の誰かが、学校組を風新の誰かが撮ったのだろう。


・文直が専売所の場所を分かったのは、これが初。

　この写真撮影の段階で文直が専売所の場所を知っていないと、6巻描きおろしのこれが説明できない。



　基本かなの保護者役をやってきた文直の二人が、ここになってやっと専売所前に現れる。卒業式で風新の面々とあい、それでやっとかなの住んでいる場所が分かった可能性が高い。

＃なお、アニメ版では文も直も専売所の場所はおろか、かなのおばあちゃんが亡くなった話もすぐに知っている。こっちの方が多分普通。


とりあえずこの卒業式の写真以外は今のところぱっとは思いつかないが、空白の三ヶ月を埋めていこうと思う。

タグ：かなめも 卒業式

にせん。

どうやら２０００記事目らしい。随分と続けてきたなあ。

２０００記事目は、かなめものシナリオに関するネタ。これまで石見せんせーは、かなめものシナリオに関して何度か減給言及をしている。

まずかなめもを読む大前提として

『かなめもは、かなが知らないことはなるべく作中で描かない』

という事がある。アニメのムックにも描かれている事で、つまり２００９年から（更にいうと恐らく連載当初から）続いていること。これを知らずに５巻以降の流れを読むと、何故伏線を回収していないかが分かる。かな自身が「真実を知らずにいる」ことを選択しているわけだから、作中に現れるはずがない。


『第一話をいきなりポシャりそうになった』

　これはかなめも６巻のあとがきに書いている。さすがロボ先生。やることが違うｗ　代替のシナリオも一応用意していたらしいが「悲哀感まるでなし」という発言から、基本そういう話が好きな人だということがわかる。


『所長の設定を変更した』

　所長の設定に関しては二転三転している。１巻表紙のかなが持っている新聞では「所長出てこなくても差し支えないけれどもどうしよう」と書いていて、２巻表紙のかなが持っている新聞では「所長の設定があまりにレアな設定なので設定変更した」と書いている。（２巻のかなは等身大POPが作られていて、それで直接確認してきた）

　恐らく２巻の途中の段階でアニメ化が決まったのだろう。それに応じてかなめもを引き伸ばす必要が出てきて「所長の設定を変えた」可能性も考えられる。


『当初予定のシナリオからのずれがある』

　かなめも３巻で美華が持っている新聞に記載。シナリオがどうなっているのかの部分がちょうど美華のセーラーに隠れて見えない（絶対わざとだろｗ）のだが、まあシナリオが予定通りではなくなっているのは分かる。


かなめもは、かなが知り得る話しか原則として載っけていない関係上、様々な別の手段で話の裏側を垣間見ることができる。各単行本の表紙新聞や、公式blogにある裏設定のように直接的な手段もあるし、４コマ内の描写としてそれを行う場合もある。

分かりやすい事も重要だろうが、表面だけを読んで「風呂敷をたたみきれていない」などという感想が出てくるのは正直言って非常に悔しい。なんとかならんかなー。

タグ：かなめも ２０００記事目