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うらめも [かなめも・各話妄想]

昨日かなめもが最終回を迎え、あとは単行本を待つばかりと思っていたら

http://183-5.blog.so-net.ne.jp/2013-10-19

珍しく石見せんせーがblog更新を・・・ってこれ裏設定やん。

というわけで延長戦開始ですヽ[・_・]ノここに載っている事を検証していこうと思います。

まずはじめに、こういう裏設定を最終回後に語ることはスズナリ!の時も行われていて、今回が特別だというわけでもありません。恐らくflower*flower後にも同じことは行われていたでしょう。ほんと一迅社爆発。

Image1.jpg

これが過去ログからの抜粋。元々は鈴は消えたままで、消えたという記憶すら戻らずENDだったとのこと。以前拙blogでもネタにしました。


>作品のしばりとしてかなが知らないことは作中でなるべく描かないを目指して

このくだりは、2009年発売のかなめものアニメムック本でも語られています。

Image2.jpg

この頃から、というよりはかなめも連載開始時からスタンスはブレていない様子。若干、かなの視点を超えている話があったのはご愛嬌。


>かなの両親はかながうまれてすぐ離婚、父方の祖母にあずけられてますが
>祖母はかなの母親のことを良く思っておらず没交渉行方不明

かなのおばあちゃんがかなの母親のことをよく思っていなかったのは、例えば写真すら見たことがない、思い出話すら聞いたことがないことから分かります。かなの父親(ようは自分の息子)のことをどう思っていたかは不明ですが、普通ならば息子の写真くらいはあるはずなのに、それを孫娘のかなが見たこと無いという段階でお察し。


>父親は無関心。外国で再婚済み。祖母が無くなった際にも自分は動こうとせず
>代理人にまかせてあのていたらく。専売所に拾われたのをこれさいわいと
>代理に電話一本と手紙のみであとは放置。

代理がかなの身内の話をしばらくはかなに話さず、更に2号前で代理がエアメールを貰った時に苦々しい顔をしていたのは、かなにこういう仕打ちをしている身内が『父親』だったということがわかったから。代理自身も母親は全く信用していないので、きっとエアメールを貰った時も母親からだと思ったのだろう。

恐らくはるかはこのことを理解しているので放置していたのだろう。

第一話で「お家の人が云々」と業者の人がかなに言っているのは、この父親の代理人のことだろう。


>そろそろ義務教育が終わるので仕方なくかなに今後の事は自分でなんとかしろ系の
>手紙を書くものの、かなは読まずに送り返す。

かなが「受取拒否」というエアメールを送り返すことで、父親は恐らく喜んで放置するだろう。ただ、養育費だけは律儀に払ってくれているので、かなにとっては一番良い選択だったと思える。これだとかなが私立高校にかよっても、その後専門学校にかよっても十分な学費はあるはず。

しっかしこのエアメール、万が一かなが読んだら大変なことになっていたよな。あと1巻ではきっと終わらない鬱展開が待っている。


>代理の母親はホステスで所長のところに転がり込んだあげく一ヶ月で代理をおいて蒸発
>所長はこういう人種は同じような職業を点々とするのをわかっているので
>いきそうな範囲を飲み歩きながら探しているという名目のじつは単に女スキーなので
>専売所は女性ばかり

今回一番衝撃の設定はここ・・・代理が頑張ってる意味が全て否定される一文。いやー、所長クズい。かなめもで表に出てこない大人は結構アレな人が多かったし、かなが心の支えにしているおばあちゃんでさえ身内に厳しい人だったのだが、ここまで裏設定がわかって評価がガラッと変わる人も居ない。

代理はきっとあと数年したら所長の心が自分には向いていないことを知るだろう。恐らく所長の正体に気がついているのははるか。はるかが「代理が大きくなるまで専売所に残る」と言っている真意は、所長では全くアテにならないことを知っているからだと思う。だから、小1の授業参観で母親代わりに行ったのだろう。恐らく代理が専売所に残された時に積極的に代理のことを面倒みていたのもはるか。

なお、裏設定にさえ全く描かれていないのだが、かなの母親=代理の母親というのは十分に考えられる設定だと思われる。


>みかちゃん家はこれからもう二波乱ありそう
>みかちゃんは自分の家が破産したと信じているがそれは嘘。

久地院家が破産していないのはかなめも後半の描写、特に北岡家との絡みや、花日のおねえさんが出てきた辺りで明白。美華自身は自分が名門の私立中から公立中に転校していることから勘違いしているのだろうし、その勘違いをかなや文も真に受けている。

久地院家にある波乱として予想できることは、最終回前に美華が専売所でかなと話をしている時に「私も決めるのじゃ」と何かしら決意をしている所から伺える。この件に関することだと思われる。恐らく家から指定された学校ではなく、かなの通う学校に近い所でも選んだのだろうか。もう一つは、花日のお姉さんの報告。恐らく美華はこのままだとかなと結婚する道を選ぶだろうが、普通に考えて久地院家ほどの名家ならば許嫁くらいは居るはず。そのへんで揉めるのだろうか。

でも、なんかしっくり来ないんだよなあ・・・なにか久地院家他に爆弾かかえてたっけ。


>ユメ、ユーキは逃げられたと思っているのはユメだけ。ユーキはずっと旦那様の支配下
>給料ももらってま……。

これは裏設定でもなんでもなく、かなめも4巻で語られている。

Image3.jpg

そもそもカケオチしているのにふたりとも実家に帰れる段階で「???」だったのだが、この話が出てきた段階でわかっていた。

ただ、ユーキ自身がユメと旦那様どちらに支えているのかは不明。この書き方だとうまくユメが旦那様の思惑通りに動くように誘導しているようにこれまで暗躍しているように見えるが、かなめも内でのユーキは、明らかにユメの事を重んじている。

本来ユメユーキは主人公だったわけで、この辺りほんとは詳しい設定とか展開あったんだろうなー。


>一話のシルエットの人物が「????」「????」で話していた内容は
>ネーム時は書かれてたのですが、こちらもNGで伏せ字仕様。
>あれは葬儀に集まった親戚で「だれがひきとるんだ」「家は無理にきまってる」
>「だいたいこいつの父親は?」「いやよなんでそんなことしなきゃダメなのよ」等々
>おばあちゃんの遺骨の入った箱は一話で逃げ出す時に鞄に入れていた。
>教科書はすべて学校におきっぱなしなので問題なし。

この台詞をきららMAXの第一話で全部オープンにしていたら間違いなく伝説になっていたに違いないw まあアニメ化の話とかも多分無かっただろうがw

この第一話の台詞に関しては、アニメ化の時にもぼかす部分が徹底していたため「あ、これはきちんとした台詞ホントはあるな」とは思っていた。表に出ている台詞だけでは「両親が生きていること」くらいしか分からなかったが・・・

あと、アニメ化に際してちゃんとかながおばあちゃんの遺骨を持って行っているシーンを入れたのは、ちゃんとアニメ終了後に遺骨をシーンに使う予定があったからだろう。ということは、かなは一度もおばあちゃんの家には戻っていないことになる。



しかし、flower*flowerの時も第一話で兄貴殺害しようとする前科wもある石見せんせーは、萌え漫画とか百合漫画で描くよりは、ひょっとしたらいまのま5のように青年誌で描く方が生来向いているような気がする。ほもい同人の方はそういう話(とくに落乱で)多かったしねえ。

ただ、これだけの黒い設定を匂わせつつも全く表に出さずに、ひたすら上澄みだけでMAXの看板を一時期担うようなD☆V漫画を描いていたのは、まさに才能だと思います。



欲を言えば、リミッターの外れた真っ黒なかなめもも読んでみたかった。そう思わざるをえない、惜しい設定だと思いました。まあ、きららではムリなので同人誌でw
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