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千本桜1巻 3/26
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もっと頼ってもいいのに [かなめも・小ネタ集]

かなは基本的に「人に頼る」ことをしないのは、1巻の頃から続いている。

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一番わかり易いシーンはこの2巻。風邪を引いて倒れる直前で新聞配達に行き、代理に叱られて寝床に付いている。

このころのかなの根底には「この専売所で仕事が無いと、自分は追い出されてしまう」という恐怖が常にある。

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まだここにいてもいいのかな、というこの頃のかなの考えは、最終話の近づいている現在も変わっていない。

今月号のかなの言動には、専売所に残っても良いと言われて嬉しい半面困っている姿がある。自分が専売所に残ることを「迷惑」と考えているようにも思える。かなにとっては、未だに困ったことや嬉しいことを報告するのは「おばあちゃん」である。かなが頼ってもよい人間は専売所にいくらでもいるのに、おそらくその頼る行為そのものを「迷惑」だと考えているのだろう。

代理に「高校ありましたから!」と報告しているのも、おそらく代理に迷惑をかけないように、心配させないように、とおもわれる。かなが高校のことを調べたり、友達や大人と相談したりするシーンはない。

アニメ版には「まりもちゃん」という専売所から離れた人物がいて、彼女がかなの不安や愚痴を全部聞いていた。この存在が原作のかなめもには居ない。それ故、ものすごく精神的にタフなように見える。結果誰にも頼らないというスタンスを1巻からずっと貫いているようにも見える。


正直、今のかなめもの流れ。かなが一人専売所を出て行く未来が見えてしまう。誰かかなを止める役が欲しい所なのだが・・・美華がその役目になるのだろうか。


スズナリ!のことを考えると、もうそろそろ「これまでの日常を壊す」場面が来そうな気がします。
タグ:かな
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