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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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ふわ26 [ふわふわ科学]

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というわけで今回で最終回の様子。最終回のカラーに出られなかったルリコ先生は可哀想・・・

最終回は、ちょうど2/15にあの天文イベントがあったのでそれ絡みかなーと思ったら、まさにその通りでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/2013%E5%B9%B4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%B7%9E%E3%81%AE%E9%9A%95%E7%9F%B3%E8%90%BD%E4%B8%8B

2/15にあった、ロシアに落ちた隕石の話と今回の話は近いかなーと思います。さすがにふわふわの世界に隕石落ちたら大変なので、ネタ自体は別ものですが。

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流れ星と夜空の星を勘違いしているサツキだが、そこにツッコミを入れるミソラ。結構このへんは理系やってる高校生も混同してるところがある。星は大雑把に分けると「恒星」「惑星」「衛星」っていうのがあって、恒星は自力で輝く奴らでまあ一番近いのは太陽。惑星は恒星の周辺を回ってるやつで、地球とか金星とか。衛星は惑星の周りを回ってるやつで、月が一番わかり易い。水星と金星以外の惑星には衛星はちゃんとある。

ミソラがここで言っている「星はほとんど恒星」っていうのは、夜空に見える星のほぼ全ては恒星だということ。惑星はごく一部しか見えないし、見える時間も決まっている。あと目立つけど衛星(つまり月)は一個しか見えない。

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流れ星の原因は空気の摩擦、と勘違いしているミソラだが、正直私も授業ではそう教えている場合も多い。だって断熱圧縮とか言っても地学オンリーの人には混乱するだけだし。

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断熱圧縮の実験。まあ詳しく知りたい人は物理をちゃんと勉強すれば大丈夫。ところでこの実験。へなちょこなプラスチックの筒でやると筒が爆発するので要注意w

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流れ星を捕まえようということで、マッハ50の流れている最中の星はムリだとしても、落ちたあとの燃えカスならば捕まえられる。というわけで屋上で磁石を使って燃えカスを採取。

ところでこのサツキが言っているフレーズは、なんとなく「地上の星」を思い起こす。あれも科学ドキュメンタリーとしては良い番組。

http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/geology/meteorite/meteorite.html

隕石は大体は鉄やニッケルを含むので、こうやって磁石で集めるのがよい。なんで鉄を含むのかというと、そのへんは天文物理を是非やってくれいヽ[・_・]ノ

http://www.desk21.co.jp/cgitest/html/mook/recog_meteorites1.html

隕石の燃えカスの形に関してはこのへんを参照のこと。まあ、溶けてランダム方向に回転したらそりゃ丸くなるよね。


最後は流れ星に「みんなと一緒にいられますように」というお願いをしておしまいヽ[・_・]ノよい最終回だった。


ふわふわ科学の連載はこれでおしまいですが、これを機に科学に興味を持った人が少しでも居たらいいなあと思います。

2巻発売は来月4/26なので、そこで「ふわふわ科学」のネタもおしまいにしようかと思います。長いようで短い2年でした。

#ところで次回作ってあるのか・・・?
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