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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

「ヨウ素液!」 [ふわふわ科学]

今月は27日に単行本も出るヽ[・_・]ノめでたい!

http://www.dokidokivisual.com/comics/

更に、ついに準レギュラーかと思われたチエの柱紹介も出ました。

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・・・技巧派?w


今回は生物寄りのお話。植物の分類と光合成・デンプンなどの関係なのだが。
導入はワラビとかゼンマイの話から植物の増え方へ。しかし・・・

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このセリフから「食べられる草」の話に行く流れは

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このかなめもの話を思い出すヽ[・_・]ノまあ、元ネタはもっと雲の上の方なのですが。

シダ植物は胞子で増える、裸子植物は子房がなくて胚珠がむき出し、被子植物は種子ができる。という流れは確かなのだが・・・そもそもこの会話の発端って

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こういう話なので、ちゃんと各植物で花が咲く咲かないという話はやったほうが良いのではと思ったり。そして

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植物はなべて光合成をする、というのは多分間違い。今回出てきた「シダ植物」「裸子植物」「被子植物」は光合成をする(部分もある)。しかし、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E7%94%9F%E6%A4%8D%E7%89%A9

世の中にはこういう植物も居るわけで、全部と断言するのは尚早だと思う。

葉っぱのデンプンを見えるようにする実験はどちらかと言うと高校生というよりは、中学校の理科おなじみの実験。試験問題でもよく出される。

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この辺りの操作で「なぜアルコールで脱色をするのかを説明しなさい」というのは必修問題。「湯煎」というのは、理科よりもむしろきらら読者だと2月ごろに発売するきらら系統の漫画で何度も目にしたことはあるだろう。ここで言っている「アルコール」は「エタノール」なので、普通の湯煎では一応沸騰しない。(まあ80度弱で沸騰するので危険ではあるが。)

デンプンの確認方法といえば

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そこまで張り切らなくても、小学生で習いますww まあ、正確には「ヨウ素溶液」と言ったほうが科学漫画っぽい。ヨウ素をヨウ化カリウムで溶かしたやつです。

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ここから始まる説明。デンプンは水に溶けにくい、糖は水に溶けやすい、という説明までは良いのだが「なので、植物の栄養を運搬している茎にはデンプンではなくて糖が詰まっているので、ヨウ素で反応しない」という一文がオチにはほしい所だと思う。


今回は、説明はまっとうなのにツメの説明がちょっと不足していたり、あるいは「全部」という科学の説明ではあまり好ましくない用語があったりしたような気がします。

そーいえば今回6ページだ・・・単行本作業で忙しくて科学ネタを詰める暇が無かったのかなーとも思ったり。ただ、今月は

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これが正直笑いのツボにはまってしまったので、すべてよしっ。
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