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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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ふわ2 [ふわふわ科学]

クリスマスにやることではないのかもしれないが、ふわふわ科学の感想など。

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ふわふわ科学でなければ、MAXという雑誌も考慮するとこのあとキャッキャウフフな展開が期待できるのだが。まあ、当然そんな展開にはならないw

というわけで、今回は掃除の科学で「化学」のネタ満載。やっと自分の専門分野が来た感じですヽ[・_・]ノまあ、ほんとの専門は火山だけど・・・

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重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。弱酸である炭酸と、強塩基である水酸化ナトリウムの塩なので、その水溶液は弱塩基になる。なので、酸性の汚れである油汚れと中和反応をしている。なお、本文では「アルカリ性」となっているが、水に溶けている塩基性のものがアルカリ性、くらいの意味なので特に区別する必要はないと私は思う。

冬の時期だったら水作業はつらいはずなので、この重曹を温めて使ったらもっと汚れが落ちました、というネタがあったらもっと化学っぽかったのに残念。(重曹が炭酸ナトリウムになって、塩基性がさらに上がる)

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水場の汚れは炭酸カルシウムというわけで、弱酸と強塩基の塩。しかもこいつは水に溶けにくい。なので、酸性のものを使うと汚れがよく落ちる。ちなみにこのネタ、確か数ヶ月前のホイップノートで部室を掃除する時にたしかやっていたような気が(ZAP

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しかし、面倒だからといってダブルで使うと「混ぜるな危険」が発動することもあるので用心w まあ、今の洗剤はさすがに簡単に危険なガスが発生することはなくなっているとは思うが・・・


今回はネタも季節もので、しかも大掃除ネタという渋い路線のふわふわ科学。実は作者さんって化学畑の人なんだろうか。化学ネタだとあまりミスがないような気が・・・?

はやく1巻発売されないかなあ。
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