ゆめのよる

というそれなりにギリギリなユメのネタなのだが、ユメにとっては「夜」というのは、配達をしている間も含まれている。



かなが初めての配達に行く時に一緒にいくのがユメなのだが、ここでの台詞が「今日の夜は・・・」となっている。専売所でこの「夜」というのが「配達時間のこと」と統一されているかといえばそうではなく



むしろ他の面子にとっては、トラックが来る午前３時頃も十分に朝である。まあつまり、外が真っ暗でも寝て起きたら「朝」なのだろう。ただ、ユメ自身も、さすがに配達から帰ってきたら



朝という認識があるらしい。ユメにとっては配達をしている間に夜から朝に変わっていくのだろう。確かに夜空が明けていく時間帯が丁度新聞を配っている頃でもあるので、ユメの方が正しいといえなくもない。



なので、ここでユメが言っている「あったかくなってきた」も、恐らく配達中のことを言っている。ユメの言葉の統一感がハンパない。石見さん自身も専売所で働いていたことがあるのだが、やはりこういう風に同じ時間を「朝」「夜」と言う人達が居たのだろうか。

ただ、夜は長い。



なので、この発言を考えると、やっぱり冒頭の「夜の運動」っていうのはアレのことも含んでるんじゃないのかなあ・・・とも思ったりする。

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