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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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曜日が限定できる回 [かなめも・小ネタ集]

アニメ版では日程に矛盾が生じまくっているかなめもだが、原作は相当バックグラウンドがしっかりしているのか、矛盾がなかなか生じない。例えば、作中で曜日が言及されていないのにも関わらず、曜日が確定してしまうこともある。そういう回の紹介。まあ、重箱の隅つつきまくってるわけですが、ここまで隅をつついても矛盾が出てこないっていう4コマの方がむしろすごい。

1巻第3話の、かなが自転車に乗る練習をする回。

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はるかのこのセリフから、この日は少なくとも平日(月曜日~木曜日)であることがわかる。

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学校から帰ってきたかなを迎えるひなた。このひなたの服装と

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自転車練習をするときのひなたの服装から、かなが学校から帰ってきたその日に自転車練習はやっている。もっと言うと、学校からかなと代理が帰宅して、皆でご飯を食べてから練習を開始している。つまり練習開始は午後から。その段階から

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4時間練習している段階では日がくれず、さらに時間が経過してから日の暮れる描写がなされている。(街灯に注目)そして、この時間帯に全員専売所に居ずに外出している、ということは夕刊を配っていない。つまり、この日は「新聞休刊日である月曜日」しかありえない。夏服を着ている(あと、掲載も確か8月号?)ので、日がなかなか暮れないのも季節的に合っている。

というわけで、冒頭のはるかのセリフがきちんと考えられていることがわかる。ちゃんと作中は「月曜日」であることは決まっているのだが、それを「月曜日」と言わずに、言動や背景から読者に悟らせる。多分この「行間嫁」といわんばかりの適度な情報量と、それを全然無視していても百合コメディとして看板張れるほど十分に面白いことが、かなめもの凄さなんだろう。

普通連載開始時って設定矛盾が結構起きそうなのにねヽ[・_・]ノやっぱ石見さんすげー。
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