不安要素

やっぱり某所のｒｙ

今のところかな美華の関係も巧くいっているようで、非常に順調な展開のかなめも。しかしかなめもの主要キャラは大体不安要素を抱えている。

結論から言うと、この「不安要素を抱えながら皆が寄り添って倖せになる」というのがかなめもで石見さんが言いたかったことじゃないのかなーヽ[・_・]ノと思っていたりする。つまり、１巻２１頁でユメが言った



この台詞がかなめものすべて。結局は、これから挙げる各人の不安要素は、各人がかばい合い助け合うことで、なんとかなーるさ♪だいじょうぶい♪　という感じになるのではないのかと思っている。ただ・・・スズナリ！考えるとやっぱり重い話がいつかはあるのかなー？


・かな

　かなの不安要素は言うまでもなく「現在の身の上が不安定であること」
　今の風新の生活は一見すると安定してきているが、例えばかなの親戚・両親が見つかったりして「かなを引き取る」となったときにとたんに崩れ出す。かながどちらを選ぶのかは不明で、一読者としては風新を（あるいは美華を）選んで欲しいと思う。

・美華

　美華の不安要素はそのままかなの不安要素と同じ。かなが居なくなったらさて美華はどうするのだろうか。

・代理

　代理の不安要素は風新専売所の存続。代理がすべてを賭けて守り抜いている専売所。逆に言うとそれくらいの覚悟がないと、花日という強大なライバルが居る現状で、専売所を守り通すことは出来ない。
　守り通す理由は間違いなく所長が絡んでいるとは思う。この辺も気になるところ。

・はるか

　はるかは専売所内には不安要素はない。むしろはるかが居ることによって不安要素は取り除かれている。まあ、かな代理はその代償？として襲われているがｗ
　しかしはるかも一人の人間として、弱い一面を持っていそうなことはしーちゃん回でも分かる。専売所をはるかが離れたときにどうなるのか、が心配。まあ、代理が１６歳になるまでは居座っているような気がしないでもないがｗ

・ユメ

　ユメの心配事は既に解決している。ユーキが旦那様から給料を現在も貰っていることから、駆け落ちをしたことに対してはもう許しが出ていると思っても良い。あえて言うならば糖尿病が心配なのだがｗ

・ユーキ

　ユーキの心配事はユメそのものなのだが、風新メンバーとの絡みとなると恐らく美華を一番警戒している。久地院の名前をユメが思い出す事を邪魔している。
　ちなみに美華の苗字を知っているのは、風新メンバーではユメ・ユーキ・かなだけ。ひょっとすると代理にとっても都合が悪い苗字なのかも。

・ひなた

　ひなたは一見すると不安要素がないようにみえる。無事大学にも合格し、いつも以上に憂い無くバイト三昧の生活を送っているのだが・・・恐らく不安要素として挙げられるのは家族構成。ひなたくらいの年齢で「幼稚園の弟が居る」のは結構レアな上に、妹弟の数が多い。ひなたのバイト三昧は、家にある程度お金を送っているのかなーと思ったりもする。
　ひなたがバイトをする理由をかなが尋ねたときに、代理もはるかもさりげなくかなの質問をはぐらかしている。なので、あまり表にしたくない（表にして、心配されるのをいやがる）理由なのかも知れない。

・文＆直

　この二人自体には不安要素はない。ただ、かなに何かがあったときに「昔のかな」を知る人が風新にはおらず、そのときにかなの過去を語る役目を負うのかも知れない。

タグ：かなめも