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所長と代理の考察など [かなめも・小ネタ集]

もうそろそろクリスマスなので顔を出すかなーと思っていた所長。今回は出演しなかったのだが、ひなたが「年に一度しか見かけない」と言っているので、きっと折を見てどこかで出てくるような気がします。

さて、所長といえば代理との関係が気になるところですが、その考察など。

まず代理と風新絡み全般的に言えることとして

・代理は営業用スマイルが得意。クラスメート相手に愛想を振る舞い、その親に風新新聞の購読を勧めている。
・しかし、クラスメイトを完全に「利用」しているわけではなく、友達として心配もする。単に「親」を利用しているだけ。
・花日が宿敵で、話に出てくることすら嫌。しかし花日新聞側は特に敵とは思っていない。シェアの問題か。

代理がただのスーパー小学生で、風新のボスとして頑張っている、だけなら漫画的表現としてよくある事なのだが、代理が「頑張る」理由がどこかしらにあると思う。それが多分所長絡みじゃないのかなあと思ったのが、今回の話のきっかけ。


・1巻78頁

 代理はひなたからのプレゼントをドキドキしながら開けるが結果は以下略、という話。代理自身はクリスマスを全く信じていないので、サンタが来たと考えるのはおかしい。4巻で代理は所長からプレゼントを貰っているので、多分それと勘違いしてドキドキしたんじゃないかなあ。

・1巻101頁右

 ご近所には「代理には母親が居ない」ことが知れ渡っていることが推測できる場面。4巻授業参観の話からも、このことは推測できる。わざわざ「ママが居ないのに」と言っているわけだから、代理の父親である所長の存在は、近所の人たちは知っているはず。

・1巻101頁左

『私はあの場所を守るためならなんだってするわよ
  数年で出ていく人に言われたくないわ』

 私の中では代理の台詞で一番好きな、そしてかなり重い台詞。正直小学2年生という事を考慮しなくても、たかが「代理」で任されている専売所に、そこまで熱心になる何かが専売所にはあるのだろう。代理が所長(お父さん?)を好きだと言うことを考えると、多分所長のためなんだよなあ、と想像できるのだが、本意はわからない。

・2巻描き下ろし

 石見ロボというか作者からの保証付きで、代理は「小学2年生」である。アニメ版だと年齢が8歳なのだが、恐らく代理は7歳。そうじゃないと、4巻でのはるかの発言に矛盾が生じる。

・3巻39頁

 すべてのきっかけが「かなの勘違い」にあったことを暗示している代理の台詞。しかし、代理自身が調べることが出来るのは所詮「学校のネットワーク」だけで、それだけでかなの事を十分に調べることが出来るとは思えない。何かしら「大人」の協力が必要になると想うのだが、もし警察等のお世話になっている場合、かなが強制的に連れて行かれる可能性もあり、それを代理が行うとは思えない。特に根拠はないが・・・
 だとすると、代理が頼れる相手は、皆が寝静まった夜にたまに連絡を取っている「父親」に、かなの件を任せている可能性もある。4巻で所長がかなの事を代理から話を聞いているという場面がある。まあ、少し特殊な事情だと思うので、代理が知りうるかなの事はすべて知っていると考えていて良いだろう。
 代理と所長はひょっとしたら結構密に電話連絡をとっているのかもしれない。

・かなめもDVD小冊子より

 代理が好きなのは「父親」で代理が嫌いなのは「母親」。ここまではっきりと代理が感情を表に見せることは少ない。4巻では「将来の夢はおよめさん」発言があるのだが、まあその相手は所長だろう。父親が好き、というのは分かるのだが、その反面「母親が嫌い」というのはどういうことか。そして代理の母親はまだかなめも本誌でも当然アニメでも出てきていない。ただプロフィールに一言書かれているのみ。これを推測しうる話が、4巻にはある。

・4巻10頁

 はじめて所長の名前が挙がるところ、と思いきや実は所長の名前が初めに出てくるのは『1巻表紙でかなが持っている新聞』である。元々この所長は2巻表紙でかなが持っている新聞では「設定が特殊すぎるので、ある程度人間関係を変更して出す」と言われていたキャラ。十分に時間をおいて設定を練り直し、ここで再度登場することができたのだろう。

・4巻11頁

 所長さん=お父さんというのはひなたの口から出ている話なので、かなが勘違いしているわけではないから恐らく正しい情報。年一度くらい姿を現すという所からかなはサンタと勘違いしているのだが、これは恐らく勘違いだろう。別にクリスマスでなくてもひなたは会っているだろうし、もし毎年クリスマス頃に姿を現すならば、その話題がここで出てくるべきである。
 更に、ひなたは「所長の話題があったことを、代理には内緒」にすることをかなと約束している。つまり、代理の前では所長の話(+家族の話?)はタブーなのかもしれない。

・4巻12頁

 実はここのはるか。口調から分かるのだが「真顔」に戻っている。一番古株のはるかは、代理の家庭の事情をある程度知っているのかもしれない。普通は「授業参観に来て欲しくないから」という理由で、子供である代理の意見を通そうとはしないだろう。ただ、かなの言っていることも正論。きっとかなはずっと小学校の授業参観を一人で迎えたのだろうし。
 珍しく風新メンバーお互いの感情がぶつかる場でもあるのだが、はるかがここは巧く押さえている。

・4巻13頁

 多分所長・代理・はるかの関係を示している場面でもあるし、代理が1巻で言った台詞の元になると思われる場面。
 はるかは所長の代わりに授業参観に来ているわけだが、このときの年齢は恐らく20歳。当然ながら6歳の代理の母親としては若すぎるわけで、その事が周囲の母親達の話題を集めている。

『あら、あの人。あそこの所長さんの?』

あそこ、という代名詞で通じてしまうと言うことは、風新専売所は悪い意味で有名だということ。そして、後ろに省略される言葉は、基本良い意味ではない。

『また新しい人?』

また、という言葉が決定的。噂通りに所長自体が女をとっかえひっかえしている、というのは話の展開上考えにくい。なので、所長が専売所の女の子と一緒にいるところを近所で見られてしまい、その結果「女をとっかえひっかえしている」ように見えてしまうのだろうか。
 所長は「事情があって風新には近づけない」とかなに言い残している。この「事情」というのはひょっとしたら「こういう悪い噂から咲妃を守るために距離を置いている」のかもしれない。
 あと、推測できることとして、代理の母親はもう居ない。恐らく死別ではなくて蒸発。『また新しい人』ということは、一番はじめの「新しい人」がいるはずで、つまりその前に「古い人=代理の母親」が居るはず。

・4巻14頁

 代理は皆が寝静まった頃に所長=お父さんと電話でやりとりをしている。あるいは授業参観の時期だということを所長が察知していて、その件で心配になって電話してきたのかもしれない。
 今回の話には関係ないが、このシーンもかなと代理の感情がぶつかるところという面では非常に珍しい、そして重い場面。

・4巻45頁

 初所長。正直見た目はごく普通のおじさん。髪を伸ばして後ろで束ねていることから、サラリーマン等の職や接客業?についているわけではない。

・4巻46頁

 「君が咲妃の言っていた子か」という発言から、事前に代理→所長と、かなの報告がある。まあ、かなは特殊というか未成年で身寄り無しだからねえ・・・
 所長は事情があって代理には会わずに風新を去る。先述の推測が正しいとすると、所長が長居をするとまた専売所に良からぬ噂が立ってしまうから、だろうか。それにしても「娘」の代理に会わずに帰るのはやっぱりおかしいとは思う。どんな事情か、非常に気になるところ。
 かなに対して「父親」の話題を振ると言うことは、かなの家庭事情をわかっていて、それであえて質問している可能性が高い。

・4巻46頁

 1コマ目の代理をよく見ると、頬が赤らんでいてプレゼントにご満悦の様子。やはり、クリスマスプレゼントが所長から来たことが嬉しいのだろうか。

・4巻58頁

 4巻帯にもあった「将来の夢はおよめさん」発言。普通ならば小学校低学年の女の子が持ってそうなかわいい夢、ということで済むネタ話なのだが・・・まず発言しているのが代理であること。そして「本気で狙ってます」というタイトル。

まず代理は世の中の仕組みをちゃんと理解しているのでいわゆる女の子が夢見がちな「お父さんのおよめさん」になることは出来ないことは知っているはず。それでいてなお「本気で狙っている」わけだから、推測できることは

代理と所長は、血が繋がっていない

ということ。つまり元々は代理の母親と所長が再婚。その後何かしらの理由で母親が蒸発。(風新のどこにも遺影などがないので、恐らく亡くなっては居ない。)母親の居ない状態で代理を育てなければいけなかった所長は、専売所の女子職員にお願いすることが増える。そしてそれが近所の噂になり、授業参観ではるかが「また新しい女の人」発言をされることになる。結果、所長は専売所にはなるべく足を運ばないようにして、風新と娘である咲妃の面子を保とうとしている・・・のかなあ。
タグ:代理 所長
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