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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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シュレディンガーの鈴 [かなめも以外・雑記]

というわけで、今回も某所で話題になったネタから考察というか疑問が沸いて出てきたので。


スズナリ!での鈴の状況変化は大体の認識としてこんな感じだと思う。

【幼少期】
・まだ楓がおばあちゃんの家で住んでいた頃、雨の日に鈴を拾う。
・ある日、鈴が動かなくなって、湊さん(楓母)が庭に埋める。
・引っ越しの日、鈴を一緒に連れて行けないことを知った楓は、両親に激怒する。

【神社?】
・鈴は自分と関わった人の自分に関する記憶と引き替えに、終了の条件付きで楓と一緒に再び暮らせるようにと神様にお願いする。
・神様、鈴を下界に送る。

【スズナリ!本編】
・数年後、マンションに引っ越していた高村一家の、楓の寝室に鈴が現れる。
・キャッキャウフフな時を過ごすw
・楓が大学受験時、楓の勉強を邪魔していた鈴に対して、楓が終了の条件である「鈴はもう要らない」という趣旨の発言をしてしまい、鈴は存在・記憶共に抹消されてしまう。

【夢の世界】
・楓が自分の過ちを認め後悔し、そして再び「記憶」という代償を支払ってでも鈴が戻ってくることを望む。

【スズナリ!最終回】
・鈴は戻ってくるが、楓と暮らした3年間は忘れ去ってしまった。しかしこれからまた始めようと言う決意と共に、楓は鈴と口づけを交わす。
・この状況をすべて知っている夏実は、恐らく神様?


問題は幼少期。鈴が動かなくなった後の話。2巻108-109頁の話になるが、まずは以前も述べている「去りし過ち」というタイトル自体に違和感があるというのは、この際置いておく。

序.jpg

この段階(幼稚園に通っている段階)での楓は両親のことを「パパ・ママ」と呼んでいる。なので、この次の頁にある話で楓は両親のことを「父さん・母さん」と呼んでいるが、恐らくこの間に少なくとも数ヶ月、長ければ2年くらいの間があると思う。ひょっとしたら、小学校に上がって、呼び方が変わったのだろうか。

破.jpg

外見的特徴が何も変わっていないので、いまいち確証が取れないが、普通両親の呼び方が変わるのはある程度時間が経ったということだろう。そして、ここでの楓の台詞に違和感がある。

「どうしてお外へ鈴は連れて行っちゃダメなの?」

多分引っ越しの際に鈴を連れて行こうと楓が言ったのに対して、両親が「それは出来ない」と言ったのだろう。楓的には鈴は「ずっと土の中で眠っている」のだろう。それを起こして連れて行きたいのに、両親から出来ないと言われたらそれは確かに反発もする。しかし、引っ越しをすることを「お外」と言うのか? この辺、楓の両親が楓をごまかし切れていないのかもしれない。

そして、109頁の話から、この1巻の第2話の扉絵に繋がる。

局.jpg

1巻のこの段階で、ここに話を収束しようとしていたのか・・・と思うとやはり石見さんの凄さを感じる。

あと、楓は自室に猫のぬいぐるみを置いている。鈴との記憶を思い出しそうになると見つめることがあるぬいぐるみなのだが、ひょっとしたら、楓が引っ越してきた際に両親に「鈴の代わりとして」買って貰ったものなのかもしれない。





というのは、まともな妄想。黒い妄想だとこんなのも考えられる。

・楓は鈴の亡骸を「家の中では」引っ張り回してまだ遊んでいた。そして何かの拍子に「外に連れていった」結果、近所の人からあらぬ噂が立つようになる→引っ越しを余儀なくしてしまう。楓の妄想はとりあえず人形を買い与えて忘れるようにしてもらう。



鈴復活周辺の背景には、なんとなく黒い事情があるんじゃないかなーと、常々思っています。それも神様側じゃなくて、楓側に。



おへんじ。

・みけこさん&minamiさん

このシーツは風新新聞永続契約者への粗品で、非売品になっておりますヽ[・_・]ノ是非ご契約を(笑

・nice!な方々

毎度ありがとうございまーす。最近R15レベルな記事が多いので、そういう記事を「追記」で書くかどうかを悩み中ヽ[・_・]ノ
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