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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

flower12 [flower*flower・考察]

劇中劇の実在


とりあえずこの話からは3巻・・・で良いのか? というわけで、これまでの伏線回収へと向かう話・・・だと思うのだが。


冒頭で、蒼からニナへ、真伽国の書物が贈呈される。ニナは第2話で本を借りに自分で動いていたり、あるいは読書にいそしむシーンがあるのだが、どうやらその本は真伽国の書物ではなかったらしい。真伽の言葉は話せるのだが文字はまだ読むのは大変。

真伽国の書物への閲見が許されたことにより、ニナは自分のことを「認めた?」のかと自問するが、リアンが「まさか」と即答する。このリアンはなんか怖い。「認めた」というのは恐らく前号までの話で、ニナが朱を裏切らなかった事への話だろうか。ニナとリアンは、蒼にバレていることを承知でやはり動いていたのか・・・?

そんな中、外から朱が棒術の訓練をしている様子に気が付くニナ。まだ未熟な朱はニナの声に反応してしまい、師匠に寸止め三昧されてしまう。結構棒で打ちのめされているので、そのことを気遣うニナだが、大丈夫だと言って遠慮する朱にペタペタと触りまくった上に、久しぶりにニナスイッチを押すw

そのやりとりからキャッキャウフフが戻ってきたヽ[・_・]ノと思うのもつかの間、やはりニナにはまだ思うところがあるらしい。

ニナ「私なんかの為に怪我をしちゃダメよ 女の子なんだから」

朱はこの台詞の「なんか」の部分に反応していたのだが、私からすると後ろの「女の子なんだから」という部分が非常に気になる。元々ニナは朱のことを男の子だと思っていたわけで、お風呂のアレがあってからのニナの心の移り変わりは、未だに描かれていない。ニナにとって大切な人になったことは、これの前号から明白。しかしまだ朱が「女の子」であることにわだかまりがあるのか。それとも、ニナはまだ「真伽国では女の子同士の恋愛がある」ことを知らず、朱が本気であることに気が付いていないのか。


ニナの部屋でそんな感じでじゃれていると、一角に詰まれた子供用の本に気が付く朱。どうやら、まだ真伽国の言葉の「文字」に慣れていないニナ用に蒼が手配したモノらしいのだが・・・手に取ってみるとどうやら朱が実際に幼少の頃使っていた本らしい。所々にアレならくがきがあるw

まだ文字は読めないので、その朱のラクガキに微笑みながら本を読み?進めるニナ。そこに、本来は訪れることはない蒼が、一冊の絵本を持ってニナの部屋に訪れる。

その本とは・・・朱がニナのことを好きになった原因の本。あの、ふわふわのお姫様の本。

ちなみに、装丁が全く同じなので、多分朱が読んでいた絵本と一致する。

絵本の装丁@1話.jpg

これが第一話。朱の目が大きいw

絵本の装丁@12話.jpg

これが今回。リアンかわいいよリアン。

というわけで、この話を読んでから1時間ほどで、これの意図を軽く妄想してみる。

(1)絵本の話というのは、ニナの実話を描いている。昔からアディンガーラと真伽での婚姻は決まっていて、そのために、子供への「すり込み」として、絵本が使われていた。

(2)絵本にも朱のいたずら描きがあり、そこにこれまで巧みに隠してきている朱の子供時代のトラウマが書かれている・・・とか。

(3)結局朱が好きだったのは「絵本の中のお姫様」であり、「ニナ」そのものではなかったことを、ニナに知らしめるために渡した。

(4)実は、蒼は本当に朱とニナの事を想って、絵本を渡した・・・?



読者が想像している以上に、ニナと朱はお互いのことを知らなさすぎる。読者の立場はどちらかというと蒼のそれに近い。ニナが知らない朱の情報。またはその逆。これを纏めるとひょっとして現状が見えてくるのか・・・な?

それにしても、その確認に百合Sを引っ張り出すのは面倒なので、やっぱり単行本が出た後かー。だいたい、よくよく考えてみたら「言語が違う国」に嫁いできたのに、ニナはかなり流暢に喋れているんだよなあ・・・唐突な政略結婚ではなく、昔から決まっていたことだと考えるべきか。
しかしその場合って、1話でニナがまだテンパってる時、真伽国の言葉でいろんなことを言うものなのか。ニナって元々アディンガーラで「喋る方」だけはかなり訓練を詰んでいるような気がする。



最後に今回の石見さんのコメント。

こめんと.jpg

わーかーらーなーいーでーすーヽ[・_・]ノ何かやらかそうとしているのは十分に伝わりますが(笑
タグ:flower*flower
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