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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

flower11 [flower*flower・考察]

話はもっと単純だった・・・?



今回の話で、やっと色んな伏線が紐解かれていきます。長かった・・・
そして、私がへたれ認定していた朱が、やっっっっっっと動きました。やっぱり運動神経はちゃんとしていたのかー。

そして、物語はここから動き始めるのかなあ・・・急速に。



冒頭は、恐らく真伽国に嫁ぐ前日に、母の墓参りをするニナのモノローグ。天の庭に居る母の元には、きっと自分はたどり着けないだろう、地の底をさまようだろうと覚悟するニナ。もうこの段階で、これまでの伏線(第3話・8話など)を合わせると、ニナの目的は分かる。それは「真伽王族の殺害」。第3話で大量の嫁入り道具と共に隠されて送られてきた酒と短剣は、自害用ではなくて、隙を狙って本来は蒼を殺すためのものなのだろう。8話では母親が暗殺されている事が分かる。当然ながらそうなると後ろ盾が全くない厄介者の姫なので、王としての利用目的はまあ、今回の話通り「嫁がせてからいろいろいいように駒にする」くらいだろう。

ラマ父が酒に酔って寝ているニナの様子を見に行く所では、ニナが実は眠っては居ない事や、それどころか寝ているところに近づくと反撃されている。この間、目に表情はない。あとから来た朱を見てやっと落ち着いている所を見ると・・・ニナ自体も何かしらの武術を会得していると考えられる。あのバカ力は、単なる漫画的な表現、ということだけでは無いらしい。

家族に大切にされていて、そのことを少しぼやく朱に、家族からの愛がもう全く感じられないニナは「貴女は傲慢だ」と言い放つ。しかし「みんなの好き」よりも「大好きな人の一番」が良いと断言する朱。そう、この朱が欲しかったヽ[・_・]ノかっこいいねえ。

そんな会話をしながら森の中を抜けている最中、やっとこさここまでずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと引っ張ってきた敵襲がある。どうやら目標はニナらしい。さて、朱はニナをかばうことが出来るのかと思いきや・・・暗殺部隊を2対1でも何とか相手出来るほどに棒術の腕が立つ。確かに運動神経はこれまででもよさそうだった(単行本第2話あとがき等)のだが、ここまでとは。

そんな中、ニナを逃がそうとする朱。ニナは逃げられずに立ちすくむのだが、そこに草陰から声が。


「私は王の手の者です。今こそ絶好の好機。いまこそ王の命を果たすとき。」


あーーーーーーーー、なるほど。話はもっと単純だったのかな? つまりは何も後ろ盾がないニナを政略結婚の駒として真伽に送り、ニナが朱を(恐らく本来は蒼を)殺せば万々歳。もしそれが出来なくてもニナは暗殺部隊によって処分される。こっからは妄想だけど、ニナが死んだならば、それを理由にアディンガーラは真伽に戦争をふっかけることも可能。

ここでニナが朱を殺しにいったら、百合漫画じゃなくて別のカテゴリーになるなー、と思ったら、ニナは多人数相手に劣勢の朱の元に向かい・・・

スカートの中から短剣を取りだして、朱に加勢する。

これが、前回の話でラマの父親が感じていた違和感か・・・な?ニナを抱えて家に連れて行ったときに、太股のところにある堅い物に気が付いたのだろう。あるいはその正体も。

結局はニナが加勢に来たところで、蒼が大勢を引き連れて割り込み、朱ニナの二人は事なきを得る。蒼は朱が無事であることを確認した後に、ニナの所にも向かい

蒼「躰に傷でも付いたら、意味がないもの」

と、また意味深な言葉を残す。ニナすらその真意を測りかねている様子なので、どうやら、ニナの暗殺絡みの話ではないらしい。ということは・・・かねてから影で動いている蒼の話が、次回辺りから動き出すのだろうか?



今回は、これまで出てきた様々な伏線の回収話と言えなくもない回。ということは・・・第3話から、蒼はニナが暗殺を企てていることを分かっていながら、ニナを放置していたことになる。ニナを軟禁していたのも、朱とニナを豊穣祭の日以外は、一緒に外出させなかったのも、恐らくこれが関わってきているのだろうか。


ちなみに、これだけ伏線を回収しながら、実はまだまだまだまだ伏線の回収は足りていません。正直、蒼の考えがまだ読み切れない・・・恐らくニナを逆に使ってアディンガーラに強く出られる手を考えているような気もするのだけれども・・・うーむ?



単行本の2巻が出てから、まじめにこの辺考えようヽ[・_・]ノ百合S引っ張り出すの面倒(笑
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