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かなくらべ。 [かなめも・小ネタ集]

アニメ版のかなは、何故黒くない?

アニメ版はキャラの性格が単純化(特徴強調)されている、というのがもっぱらの話らしい。かなは天然、はるかは変態w、ユーキは嫉妬などなど。この辺に関する妄想をちょっとずつ進めていきたい。

まず、かなに関して。

結論から言うと「出会って3ヶ月しか経ってないのに、美華に対して黒くなるはずがない」

4コマ版のかなの売りはやはりあの白さと黒さが混ざっている所wだと思う。風新の面々には白く、美華に対しては黒いw しかし、4コマ版だと美華と初めて会ってから、学校で話をするようになるまでに6ヶ月。この間は、朝の新聞配達中に偶然遭遇するしかなかった。そんな状態では美華との仲も進展せず、かなは白いままだったと考えられる。実際バレンタインで美華に会ったときのかなは、まさに純真そのもの。自分から「寂しかったの!」と美華に言えるくらいであるw

ちなみに4コマ版で黒かなが発動したのは、恐らく1巻109頁。美華が転校してきて一緒に学校生活を過ごせるようになってから。アニメ版では13話で黒かなが発動するのだが、これも新学期が始まって1ヶ月後。(美華は夏休み直前に転校してきたので、学校で一緒に過ごすのは9月から)と考えると、アニメ版でのかなが黒くないのは、ある意味当然だといえる。というか、出会ってすぐの女の子に対して、友達とはいえ黒かったら、ただの嫌な女だw

同じ事が直の言動にも言える。直がかなみかをからかっているのは最終回のみ。それは、9月からの新学期が始まり、美華がかなに対して気があることが学校生活内で十二分に把握できたから、だと思う。転入時の感触は、ちょっと変なお嬢様という感じだったし。

ただ、百合な描写に関しては、はじめからユメユーキがバカップル全壊で、かなはその空気に十分あてられている。にも関わらず、そういう状況があったときすら百合スイッチはONにならなかった。これは「性格を単純化している」と言われても仕方はないと思う。まあ、百合はユメユーキでおなかいっぱいというのもあると思うがw

あと、性格の違いが気になるところとしては「アニメ版は涙もろい」というのがある。4コマ版のかなは、あらゆる状況でたとえ落ち込むことがあっても、涙を見せない。元々石見さん自身、スズナリ!でも涙を描くことはほぼ皆無だった。(flower*flowerではニナがまれに泣く)しかし、アニメ版だと風新ではじめての夜を一人で過ごすとき。12話だとまりもちゃんと話をした後。こういう場面で涙を浮かべることが多い。

しかしそれは13話で日記をめくるかなが、おばあちゃんの亡くなった日の日記『空白の二日』を笑顔で思い出せるように、その笑顔が強調されるようにということなのかな、と思う。かなの涙も笑顔も、きっとおばあちゃんには届いているのだろう。

そういう点では、実は4コマ版のかなはまだ「ひとりぼっちである」事の解決はなされていない。結果、たとえば2巻最終話の看病の回のような、あるいは3巻のきれいなはるかの回のような、はたまた、4巻予定の代理父親参観の時のような、そういう時に出てきてしまう孤独感を隠しきれないことがある。この辺、4巻のメインテーマなのかなと思ったり。

他にも多分あとから追加すると思うけれども、このへんでおしまい。

ゆかたかな.jpg
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