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残るか、出るか [かなめも・小ネタ集]

かなめも6巻相当のMAXを発掘したので、これでいろいろ確認することができる。最終的な話は正式に6巻が出て描きおろしパートで何が起きるのかをこの目で確認すべきなのだが。


かなめも最終回付近の展開で、恐らく読んでいる人は誰もが気にしたであろうのは「かなが専売所に残るのか、それとも出て行くのか」ということだと思う。6巻のかなの描写を追っかけて行くと、結構かなの心が揺れていることがわかる。

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最終回4話前。もともとかなは高校生になったら専売所を出るつもりだった。それは、第一話で

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こんなことを言われて、しかもそれを真に受けているからw 更に追い打ちをかけるように、同じく6巻予定のひなた弟が来襲する話でも、ひなたから「遅かれ早かれ家族とは別れて一人で暮らすことになる」とも言われていて、専売所を出る腹を括っていたのだろう。アニメ版はこの「かなが専売所からいつかは出て行く」という所に焦点が当てられていた。今思うと6巻の展開をまるで予測したかのようなオリジナル話だったと思う。

しかしかなは代理から「高校生になっても残っても良い」と言われる。このことがかなにとっては「すごく嬉しい事」らしく、おばあちゃんに報告しつつも「本当に残ってよいのか、これ以上迷惑をかけてもよいのか」と迷う。

同じ話の中でかなは「専売所からは出て行く」決断を恐らくしている。それがこのタイトル。

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かなにとっては専売所に居させてもらっていることが「迷惑」だと考えていることは、おばあちゃんへの報告でわかっている。そこで代理に何かを報告しようとしたところでのこのタイトルなのだから、恐らく「これ以上の迷惑はかけられないから、専売所を出よう」と決めていると思う。


この次の号でかなのもとに件のエアメール+通帳が届く。代理はこの時期にかな父親から来るエアメール=一緒に暮らそう、という旨の内容だと勝手に想像していて、

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かなが専売所から出て行く選択肢も十分に考えつつも、かなが結論を出せないことに不安を覚えている。恐らく「こちらの仕事の割り振りが大変」というのは、代理のいつものツン成分。本音は、かなの行く先がどちらであれ全力でサポートしたいので早く結論を出して欲しいけれども、かなを急かすわけにもいかないのでやきもきしている、といったところか。

かなの選択肢の中には「手紙を読み、家族と暮らす」という選択肢はあったと思う。そうでないと、エアメールが来てから2ヶ月ほども悩む必要はないだろう。しかしかなにとって不安なのは「これまで一度たりとも自分に会いに来てくれないのに、ひょっとしたら自分のことをキライなのかもしれないのに、手紙を読んで逢いたいと言ってよいのか?」ということ。かな自身「自分をキライと思われること」が相当イヤであることは、8月号で描写されている。それもあって、躊躇していたのだろう。

かな自身は代理の所長に対する言動を見て「なぜ好きなのに、会えるのに会おうとしないのか」という疑問を常々抱いている。

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既に4巻の頃からかなが考えていることなのだが、自分に同じ事が起きるとは思わなかったのだろう。

この後美華が専売所を訪れてくる。それは「かなに逢いたいから」という理由。美華自身は「相手がキライかどうかは会うまではわからない。たとえその相手がキライでも私はかなが好きだし、自分のことは自分で決めるべき」と言うのだが、この発言が最終回のかなの決断に影響があったと考えるべきだろうか。


結果、かなは最終回で「手紙を読まずに送り返し、専売所に残る」という決断をする。自分のことをどう思っているかわからない、写真すら見たこともない家族の元にいくのではなく、たとえ迷惑をかけることになっても、自分のことを好きでいてくれている人たちがたくさんいる場所に居よう、と思ったのだろうか。自然な流れのような気もする。



改めて6巻相当部分を読んで「かなが何故残ることを決断したのか」というものの決定的な決め手は最終話直前の美華の発言のような気もする。


タグ:かなめも
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