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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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ふわ20 [ふわふわ科学]

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前回予想した気化熱→潜熱(凝結熱)→台風ネタが見事に当たった様子。


ルリコ先生の説明が多いので、それ中心でいってみようと思う。と思ったらスキャナが途中でトラブって途中までしかできない。

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これは正解。もっと正確に言うと「日付変更線よりも西、赤道よりも北で発生して、10分間あたりの平均風速が17.2m以上の熱帯低気圧」の事を台風と呼ぶ。

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これは誤解を生む説明。1巻の「雲のでき方」の説明で、入道雲=積乱雲は突発的な上昇気流によるものだと書いているが、寒気と暖気がぶつかり合って寒冷前線を生じる場所でも積乱雲はできる。台風の最大の特徴のひとつとして「前線がない」というものがあるので、入道雲の強化版、というのは語弊がある。当然間違ってはいない。

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ささいなようだがこれもちょっと語弊がある。フロリダで発生したものは当然台風という呼び方はしない。ハリケーンが正解。

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これは正解。台風が上陸すると勢力を一気に失うのは、このエネルギー源を失うから。

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これも正解。コリオリの力に関しては1巻の無重力の説明でフーコーの振り子を使って説明している。

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今年の8月の高卒認定試験で引っかかった人が続出した問題と酷似しているwww これも正解。赤道直下では台風は発生しない。

<ここでスキャナ停止orz>

・コリオリの力はみかけの力

 慣性などと同じ系列の力、という説明で大丈夫だろうか。今の高校生だと物理Ⅱまでまじめにやらないと説明されない。大学だと平然と慣性系の物理とか前提知識なしでやるのにねえ・・・今の高校物理はちょっと苦言を呈したい。


・地球全体として待機を循環

 太陽から受け取った熱を地球が放射する前に、熱の循環で赤道付近の熱を極の方向へ運ぶ。赤道付近だとハドレー循環などある。


・海水の撹拌

 この図だと海底とも撹拌されているように見えるが、本当に海底の水は撹拌されない。いわゆる深層水というものは全体の流れが決まっていて、大体アイスランド付近で沈んでインド洋とか太平洋東の赤道付近で上昇してくる。

 この上昇している場所がずれてしまった結果、海水の温度が変化するのがエルニーニョやラニーニャとよばれる現象。



今回は、いわゆる地学ネタが非常に多く、普段の授業で話している内容なので、非常に良い感じでした。
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