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千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
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描きおろしの所など [ふわふわ科学]

ふわふわ描きおろしの部分で、科学的にネタになりそうなところを、まずは表紙から。

表紙でミソラの背景にある道具は
・試験管
・ビーカー
・駒込ピペット
なのだが、右下のやつがわからない・・・正式名称なんだったっけ。
なお、駒込ピペットは正確に液体を量りとりたいときには全く使えない。

裏表紙でサツキが抱えているボールに書かれている文字は原子記号。原子の種類から、基本的に有機化学で使うものが揃っている。

Image2.jpg

扉絵でミソラが持っているのは三角フラスコで、中身の真っ青な液体はおそらく「硫酸銅水溶液」だろうか。高校化学だとメジャーだし。


描きおろし漫画の一発目のミソラ科学マジックで、何もないマグカップの中身は二酸化炭素。二酸化炭素の分子量は44。空気の平均分子量は28.8くらいなので、空気より重い。つまりカップの中に入れた状態でろうそくの上でカップを傾けると、二酸化炭素はカップから下に落ちてきてろうそくの炎を消す。

ただ、二酸化炭素は気体なので弱い風があたっても吹き飛んでしまう。カホが近づくのをミソラが止めたのは、カップの近くで息を吹きかけられて、カップの中にある二酸化炭素が散らばってしまうとマジック失敗になったから。

#しかし、レイナの言っている「科学とマジックは真逆」というのはむしろ逆。マジックの大半は科学で説明できること。


ミソラマジックの二段目は水の張っているグラスを、ペラペラのフィルムで持ち上げるやつ。これは言わずと知れた「表面張力」の話。

Image1.jpg

当然ミソラは爆発したりはしないw カホが指で触ってしまったためこの状態が解除されたのだが、科学のネタ的には石鹸水(界面活性剤)をちょっと挿し込むのが良かったかもしれない。表面張力で水に浮いているアメンボの付近に石鹸水を垂らすと、アメンボが沈んでしまう現象とおなじ。
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