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千本桜1巻 3/26
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表紙妄想 [かなめも・小ネタ集]

左のサイドバーにある、かなめも・flower*flower・スズナリ・石見翔子の表紙を見比べて欲しい。と思ったらflower*flowerは一迅社爆発してほしいのでリンクをしていなかったので、こんなかんじ。

hanahana.jpg

さて、この4つの中で仲間はずれはどれかというと、まちがいなく「かなめも」である。なぜかというと、かなめもだけキャラが一人で居るのに対して、他はペアになっている。

安全第一の同人誌も、基本表紙はペアあるいはそれ以上であることが多い。例えば左側にある「みおんさまスイッチ」もそうだし、古くはこの同人誌も二人表紙。

pharmacy.jpg

ここまで基本は二人であるのに、なぜかなめもだけは一人なのか。別にかなめもだけ、キャラの組み合わせが決まっていないわけではない。かな美華は鉄板だろうし。代理はひなたorはるか(あるいはその両方)と組めば問題ない。事実、メロンブックスの特典では、ユメユーキは一緒になって表紙を飾っている。

ひとつ、わたしの妄想として考えているのは「かなめもは基本的に一人の物語」だからなのではないかというのがある。

アニメでもそうだったが、専売所という場所や、かなの立ち位置は、永遠のものではない。いつかは専売所の面々は去っていくだろうし、かな自身も専売所を去ることもある。また、学校のクラスメイトは高校生になると、みんな別々の道をたどるだろう。美華とはそもそもの成績が全く違うし、プレゼント回で自分のことを見つめ直した美華には、安易にかなと同じ道を歩んでほしくはない。

スズナリ!の終点は紆余曲折あったものの結局は「二人一緒」だし、きっとflower*flowerもそういう予定なのだろう。しかし、かなめもは描きたいものが他の2つとは違うのではないのだろうか。

結局かなは専売所とも美華とも別の道を歩む。だからそれを暗示するかのように「ひとり」で表紙を飾っているのではないだろうか。代理も1巻花見の回から分かる通り、これまでも、そしてこれからも一人で専売所を守ってきている。そういう各人の「ひとり」を、これからかなめもの終盤に向けて描いていくのではないのだろうか。

話の中くらいハッピーエンドが良いというのは、尤もなことだと思う。しかし、

かなにとって「このまま専売所に残ること」
美華にとって「このままかなと一緒にいること」
代理にとって「このまま専売所を守ること」

は、本当に各人にとってハッピーなことなのか。それをふと考えてしまう。


漫画のかなめもでは、まだ誰もかなめもの舞台から退場していない。しかし、アニメ版ではその「退場」する役目をオリキャラであるまりもちゃんが背負っていた。アニメ版では過去の話として片付けられていたが、次の「まりもちゃん」になるのは、はるかかもしれない。ひなたかもしれない。


多分、そういうところが好きだから、私はかなめもが好きなんだと思う。
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