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ふわ1月 [ふわふわ科学]

いつも最後から頁をめくっていって、その連載位置を確認する「ふわふわ科学」なのですが、今回はかなり真ん中付近にあってびっくりしました。一般受けするのはかなり難しいネタだと思うのですが・・・MAXの「鉄壁の守護神」であるR18!よりも前の掲載だから、しばらく安泰と見ても良いのかヽ[・_・]ノな?


今回のネタは

ふわ1.jpg

ホッカイロのネタということで「酸化」に関する話です。化学反応のすべてが熱を出す反応(=発熱反応)というわけではないのですが、まあ酸化はまず発熱反応。ものが燃える「燃焼」も、激しい酸化反応です。中学位の理科だと、

ふわ2.jpg

「錆びる」のも、酸化反応の一つだと習います。違いは反応速度。早い順番に燃焼>ホッカイロ>サビ。同じだけの鉄が反応して同じものになったら、同じだけの熱が出るのですが(ヘスの法則)、当然ながら酸化に要する時間が違うので、ホッカイロはほどほどに数時間暖かく、サビは全然暖かくならない。まあ、あと一口に酸化した鉄といっても様々な様式があるので、その発熱もさまざま。

ホッカイロと鉄鍋の差は「反応面積」の差。ホッカイロの鉄は粉末状で、酸素に触れる面積が多いため、反応も早い。本当はこのへんに触れるべきだとは思う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%87%90%E7%82%89

なお、ひとことにカイロと言ってもその種類は様々なので、wikiでも眺めてみましょうヽ[・_・]ノまあ、ようするに安全に安価に熱が出ればOKなのですが。

ふわ3.jpg

同じサビはサビでも、アルミ表面には酸化皮膜ができて、これが内部の酸化を食い止めてくれる。1円玉の表面が金属の白金色ではなくて白みかかっているのはこれが原因。アルミはイオン化傾向が高めで、すぐに周囲のものと反応してしまうので、この酸化皮膜、勝手に出来上がってしまう。法律違反だが、試しに1円玉を切断してみると結構わかりやすい。

ふわ4.jpg

火鉢でも、炭素が燃えることによって酸化している。その時の発熱で暖房器具になるわけだが・・・当然換気には注意しないといけないw

ふわ5.jpg

この症状は、明らかに一酸化炭素中毒の前触れ。酸素の足りない状態で炭素を燃焼させると、二酸化炭素じゃなくて一酸化炭素が出始める。まあ、二酸化炭素でもやばいことにはかわりないので、暖房器具をつけるときは、寒くても換気はしっかりと。

ふわ6.jpg

他にも酸化現象としては、呼吸もその一つ。植物はこの呼吸と逆の現象である「光合成」により、二酸化炭素と水と光から、大雑把に言って2つのルートで酸素と有機物を生成している。



今回の話、ネタとしてはすごく安定しているのですが、もうちょっとふわふわ成分というか、アレな話があっても良いのではないだろうか?ヽ[・_・]ノあと、酸化の話が最後のオチにつながっていないのがなんとも。


おへんじ。

・ぽちさん

 はじめましてー、こちらはきらら界初の本格サイエンス4コマ「ふわふわ科学」・・・ではなくて、現在休載中の「かなめも」のネタがメインのblogです。最近のアニメ・漫画情報はほぼ無い上にきらら系4コマのネタばかりですが、よろしゅうでーす。
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