かなの進学意識

２巻で「カチッ」というイベントがあって以来、年度末になると気になるのは「ひなたが合格したのか」と「かなは進級したのか」という二大イベントｗ

ひなたは大学に無事合格し、かなもその翌月号でちゃんと２年生に進級している。なので、来月号でかなが無事に３年生になれているのか、というのが気になるところ。ちなみに中学校に留年は特異的な例外を除いては存在しない。単に成績がダメというだけでは補習なりなんなり行って留年はしない。何が気になるのかというと、また「カチッ」といってサザエさん現象がおきないか？ということ。

かなが３年生になると、随分前からこのblogでは気にしていた「かなの進路先」というのが目の前に問題として現れてくる。まずおさらいすると、かなの成績は相当悪い。



冬休みの宿題は常にこんな感じ。辛うじて読書感想文はしっかり？書けているので、漢字の書取りくらいはできるだろう。



通知票の成績は水前寺状態＝１２１２のオンパレード。３巻ではあひるんるん＝２だらけに「成長ｗ」したものの、正直高校入試ができるレベルではない。ちなみにちゃんと学校には毎日行っているのに絶対評価１や２を貰うというのは、相当アレなものである。

しかし、そんなかなもごく普通に高校には行けるものだと思っているフシがある。それはこのシーン。



まあ、かなの世代だと中学卒業してそのまま就職などという選択肢は、きっと漫画か小説の世界での事だろう。周囲も高校に行くから自分も（レベルはともかく）高校へ、と考えているのかもしれない。かなが自分の学力をちゃんと把握しているのは明確で



美華の通知票を見ながら自分と美華が同じ高校には行けそうもないことが瞬時でわかっているｗ

正直かなが公立高校に行くのはかなり難しい。

http://school.quu.cc/rank/toritsu.html

この表を見ると分かるのだが、かなの通知票では内申が圧倒的に不足している。いまのかなは通知票はオール２なので、内申の合計は１８。最低偏差値の高校でさえ、２６を要求している段階で、これは厳しい。当然それを補える学力が無いのは追試の回で実証済み。なので、かなが高校に行くのならば私立か通信制になると思う。

当然ながら私立高校は学費の面でかなにとっては大変。しかし、新聞奨学生の制度＋育ての親が実際居ない事による奨学金を工面すればなんとかなる可能性もありそうな気がする。

あと恐らく通信制の高校に通うというのが、かなが風新で働きながら高校卒業を目指すには、そして何よりも美華と一緒に高校時代を過ごすには良いような気もする。通信制だと学校からの課題とか一緒に出来るしねーヽ[・_・]ノキャッキャウフフ

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