しょーがくせいのあたまのなか等の話題 時々きらら系
--関連リンク-----
公式サイト『183.5』
--発売予定-----
千本桜1巻 3/26
Miku-Pack 千本桜6話 3月中旬
しょーがくせいのあたまのなか 7月号から復帰?

あにめも10 [かなめも・アニメ妄想]

あにめも10

今日はユメが居なくなる話なのだが・・・前半10分でオチが読めてしまったw ちゃんと伏線張ってるなあ・・・そして後半でまさかのあのシーン再現! と思いきや・・・期待させておいてそれは無いだろうorz せっかくかながユメユーキのアレを思い出していろいろと意識しちゃってる回だというのに。

しかし、今回はおおむね原作のキャラの良さが出ている神回です。かなの勘違い大王っぷり+天涯孤独であることを意識する瞬間。この辺、かなのキャラが少しずつ出てきていると思います。




今日はユメが居なくなる話なのは、前回予告で分かっていた事なのだが。OPの朝日が差す風景がかなり綺麗・・・この画質で維持できれば作画も神アニメだよなあヽ[・_・]ノまあムリだけど(笑

配達から帰ってきたかなは、ユメがひとり台所でクッキーを作ってるところを目撃する。旅行用の小さなバッグを置いているユメ。あれ、ユメは今日休みでは?と思うところでクッキーが焼き上がる。そのできあがったばかりのクッキーを「ユーキに渡して」と言って、風新の前に止まっている「見たことないくらい大きくて、ピッカピカの車」(byかなw)に乗ってどこかへ行ってしまう。去り際にユメが一言

ユメ「ユーキに、一人でもしっかり頑張るように~」

・・・しかしかな、この段階でクッキーが塩まみれなことに気が付かないのは拙くないか?(笑 

ユメがこの日に実家に帰ることはどうやら風新の面々は事前に分かっていたらしく、いつもの朝を迎えている。はるかも当然いつもの通り幼女三昧で、ひなたはそれに物理的に突っ込むw なので、かなが一人あわてている感じになっている。

以前も話には出ているのだが、ユメの実家はお金持ち。ということでひなたから「どーしても帰らなればいけなかったらしい」と説明を受けて、勘違いモードONのかなw 実家に連れ戻されてしまったと勘違い?してしまうヽ[・_・]ノここでタイミングよく戻ってくるユーキ。しょぼくれてるユーキを見てはるひなの二人組が、かな(と視聴者w)の勘違いを誘う台詞ばかりを放つ。この段階で私は今回のオチが見えていた・・・あまりにわかりやすすぎるwww

はるか「相当参ってるわ~ね」

ひなた「これはユーキが大人になる為の試練なわけだし」

はるか「でも辛いわよね・・・一人で、っていうのは」


当然かなは勘違いするわけで・・・恐らく「一人」というキーワードにかながひっかかっているのが見えたのだろう。はるかはすぐに茶化す形でいつものスキンシップに入る。このへん代理も「ワンパターン」と言っているが、かなが一人だと感じさせないための、はるかなりの接し方だと思う。この辺はまさに原作通り。

朝ご飯が出来たと言うことで、まだ食卓に来ていないユメユーキを呼びに行こうとするかなに対して

ひなた「ユメは居ないだろう」

・・・そこに「今日は」という言葉を付けないのが、今回の話がかな+読者の勘違い祭りだということを意味する。この辺の台詞回しは、石見さんっぽく作ってるなあと思う。

ユーキをとりあえず呼びに行くかなは、部屋でユーキが一人泣いていることを部屋の外から気が付いてしまう。ここでさらにかな勘違いモード全開ヽ[・_・]ノそしてそこに来る代理・・・その手には朝ユメから渡されたクッキーが。

代理「何このクッキー。甘くないのね?」

と、お砂糖(ざらめ)の代わりに表面にお塩を振っているらしいクッキー。この辺はユメとかなの勘違いがコンボで炸裂する。恐らく

ユメ → ユーキがあんな状態だと、ユーキのためにクッキーはお塩振るしかないよネー。
(つーか、塩振ってもダメなものはダメだろうw)

ということなのだろうが、それをかなは勘違いして

かな → 塩クッキーの花言葉は「永遠の別れ」! ということは・・・二人の破局!!??
(塩クッキーって花なのか?w)




・・・さすがです、かなw 原作並、あるいはそれ以上の勘違い大王っぷりを遺憾なく発揮しています。

そこに部屋から出てくるユーキ。その足取りは重く、クッキーをかなから渡されると、涙を浮かべて部屋に戻ってしまう。どうしましょう、とあわてるかなに対して、妙に冷たい代理の反応。うん、代理はここは冷たいはずだ。

朝食の席で、ユメを連想させるような事を避けようと、一人いろいろと動くかな。自分が一人あたふたと動いているのに、周りの反応はいつもの通り。ユメユーキはいつも一緒だったのにどうして・・・ととまどうかなの脳裏にかすめる映像は・・・『第一話のキスシーン』w 

かな「ちがうちがうちがう、そっちじゃないーーーーーーー」

かな、ついに目覚めるか??? 後半に期待大。

そんな中、ご飯を残してしまうユーキ。顔を押さえつつ「残してしまって・・・ゴメンナサイ」と部屋に涙を浮かべて走っていく。うん、この段階でオチはほぼ確定。そしてこの後の台詞が、オチを確かなものにしている。

はるか「ユーキ、かなり辛そうね~え」

ここで前半終了。CMのアイキャッチは・・・クラスメート全員! このまえ登場のさっちゃんが居ないのだが、OPの3人がしっかりと居る。丁度学校も2学期(あるいは後期)が始まっているので、それを意識してだろう。しかし、文が案外胸あるな・・・ そして当然オチははるかw

後半戦開始。

かな「わたしが寂しくなっちゃダメ。今一番寂しいのはユーキさんなんだから。」

かな「わたしはもう、一人じゃないんだから」

と、いきなりかなの重い台詞で始まる後半。かなめものテーマのうちの一つだと思える「かなの心の拠り所」 一人じゃない、という台詞が出てきたと言うことは、まだかなの心のどこかには「わたしはひとり」という気持ちがあることの裏返しだと思える。この辺は、第8話のまりもちゃんの話で出てきた「卒業」と絡めてきている。かなにとって風新を出ると言うことは、また天涯孤独に戻ると言うこと。そして風新に残っていても、これまでの面子と別れて「一人」になっていくということ。多分代理はずっと風新に残るのだろうが。

代理が部屋から出てきて、お昼ご飯の話になる。ユーキをどうするか、というかなの問いの対して

代理「放っておけばいいんじゃない? 自業自得だしー」

と、冷たく突き放す代理。この辺、前半でひたすらあからさまなオチへの伏線を張ってきたことが分かっていても、非常に重い台詞。たしかにアレを考えるとユーキは自業自得。しかし、かなの身にしてみれば、一人寂しいユーキを自業自得だと言われているわけで、結構つらいものはあると思う。

かな「みなさんはお別れ、寂しくないのでしょうか」

かな「わたしも慣れれば、寂しくなくなるのでしょうか」

この辺の台詞は第8話とのシンクロが高く、また、かなめものテーマの一つでもあると思う。原作でもまだ解決の手口は見えていないのだが、そのうち面と向かい合わなければいけないのだろう。


そしてうとうとと寝てしまうかな。起きたときに付いていたテレビでは別れ話から自殺を図る女性のドラマを丁度やっていた・・・なんてナイスタイミングww

当然かなはユーキもそうなってしまうのではと勘違い+あわてるわけで、代理に冷静に突っ込まれながらも、そこにまたしてもナイスタイミングで2階から走って降りてくるユーキ。

というわけで、オチは


『虫歯を我慢していた』


・・・だよなー、すべての台詞がそれをわかってて言ってるよなー。あと、ユメの甘い甘い料理を食べ続けているので、油断すると虫歯になりやすいのも当然。この辺ユメはちゃんと分かっていたし、代理も自業自得だと言っていたのだろう。

そして歯医者へ行くユーキ。無事治療を終え、「大人への階段」を上がっていったのでしたww


ここで終わるのが普通なのだが、ここで終わらないのがかなめもクオリティ。


ユメは結局一日だけ実家に帰っていたということで、すべてが勘違いだったということが分かるかな。ひなたが予備校帰り?に花火を買ってきて、みんなでやることになる。代理からは「予備校はどうした」のツッコミが入り、はるかからは

はるか「もう今年も終わりよ~ねぇ?」

はるか・・・黒い、黒いヨ!www アニメ版のはるひなは、お互いに容赦ないところが見ていて微笑ましいというか。

皆が花火をしている中、一人花火を見ているだけのかなに、線香花火を勧める代理。

その線香花火を見ているかなと、派手な花火をしている皆との比較が、見ていて辛い。かなは恐らく線香花火の中に今回の出来事を重ねていたのだろう。いつかはこの明るさも消えてしまう、と。



翌日。曇り空の中での配達。OPで差していた朝日も無く、心もどんよりしてしまう。一人泣き崩れてしまいそうになるかなの後ろから、声をかける美華。この辺の美華の登場シーン(かなが崩れそうな時に登場する)は、原作を彷彿とさせる。

美華「働かざる者、食うべからずじゃ!」

と言うことでお腹がぐ~っと鳴る美華。かなが「休憩しない?」と言って向かう先は・・・自販機!!!!!! まさかあの自販機の回の再現か???

確かに、今回はユメユーキの件があったので、かなの百合意識度は高いw そしてかな自身が一人寂しい状態なので、これはいけるか???
と思ったら、残念ながらかな美華が間接キスを意識するのはまだまだ先の様子でしたヽ[・_・]ノ黒かなの出番も無し。ちくしょーっ!!!

しかし今は夏。そんな中、かなの選択肢は

かな「コーンスープとおしるこ、どっちが良い?」

・・・かな、ウケはとらなくてもいいんだぞ? と言うところで美華が目で飲みたいと訴えたのは

「おでんジュース」

もう一度言いますが、今は夏。そんなものをホットで置いている自販機は・・・たしかにお茶の水からちょっと歩くとありそうだなあwww

半分こするということで、どちらが先に飲むかをお互いに譲り合って、結局缶を落としてしまう二人。美華が何も言わずに自販機にお金を入れ、

美華「仕方ないのう、かなは。私からのおごりじゃ」

と、同じものを買う。ここで大当たり~♪の声が。

・・・SPORTSDRINKって自販機の上に書いてるな・・・絶対違うだろうw

美華「かなと居ると楽しいことがおおいのう」

気が付くと雲も晴れ、朝日が差してくる朝を二人で見るかなと美華。この辺は原作通り。

かなは既に天涯孤独。しかしそのかなを支えてくれる仲間がいる。この状況をどう捉えるのか・・・かなにはまだ嬉しいのか寂しいのかが分からない。という締めでした。






今回もオリジナルメインですが、神回。というかアレンジの仕方やキャラの使い方が確実に巧くなっていると思う。かなめものメインテーマをこれだけきちんと盛り込めるとは・・・開始10分でユメユーキのオチは読めたのですが、そこからこういう話につなげるとは。さすがです。



次回は「はじめての、看病」

というわけで、第2巻最終話のあの話です。・・・あれ、次ってまだ11話目だよな?????? そんな贅沢な話を11話で使っちゃっても良いのか???
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 2

かのつ

今回のお話で衝撃的だったのは、
ひなたの「景品でもらってさ〜!」の台詞。
おうまさんしかいない動物園は見てるだけなのに、「パ」のつく大人向けのゲームセンターでは、ジャンジャンバリバリだったのでしょうか?!
そんな無駄遣いしてるとはショックです。

は、さておき。
かながだんだん鬱になっているのが気になるなぁ。と思ってます。
第1期の最終回がどんだけ暗い話になって回復するのか?が気になります。(第2期を期待しながら…)
でも、このペースだと しらふな"はるか"が出番無しなきもしてますが…。
by かのつ (2009-09-07 21:32) 

みけこ

私も、「ちょっと帰っただけ」というのはすぐに読めましたが、
ユーキは、一日でも一時間でも離れるのが辛くて泣いていると勝手に妄想して
いました。

……そうですよね。本当に永遠の別れだったら、ユーキもユメも、あんなに穏やかな
表情のわけはありません。というか、風新のみんなが見送りもしないなどという
ことはあり得ませんからね。

自販機のシーンでは間接キッスもそうですが、ゲボバドリンクストロベリーミント味の
登場を期待していました。しかし、これで自販機が出てきたのは3回。四度目の正直で
是非ゲボバを(しつこい)

そして予備校をサボって銀玉と戯れているひなたは、どう考えても三浪確定ですねw

【蛇足】
かなめもの影響で、塩クッキーで別れを告げるカップルが増えるかも知れませんねw
by みけこ (2009-09-08 00:17) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

5年後15nari! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。