5めも・2007-10

5めも

メイン：ヤンデレユーキ開始の回。
裏：ひなたx代理が始まる回。
とはいえ、はじめ読んだときには気がつかなかった・・・ひなたのプチやきもちっぷりが見え隠れし始める回。

ユメが別の誰かと仲良くしてる事に非常に嫉妬しているユーキを目にする、多分初めての回。単行本を読んでいる人には、書き下ろしの第0話でも似たような話がある。
非常に珍しい、かなが髪型を変えている回でもあるこの回は、この髪型のおかげでユーキが嫉妬することになる（笑
ユーキではユメの髪型にはなれないので、頑張ってツインテールにしてまねっこするも、はるかに『代理みたいでかわいい～♪』と言われる始末。このときはるかの脳内には幼女ユーキが描かれていたのか・・・。
この後、鶴を折ってもヨレヨレでダメダメなユーキ。2話で料理がダメという話も出ているので、いわゆる優等生不器用キャラな可能性が大。岬下部せすなさんの昔の単行本『悪魔様へるぷ！』のスチカと、ダメさ加減がなんかダブってみえる（笑
このダメな鶴を手直ししたひなたは、ユーキの八つ当たりを受けることになる。

最後のコマで、実はこれまではユーキがイニシアチブを握っているカップルだと思われていたのが、ユメの方もなかなかやり手だなあという事が伺えるのが良いところ。この後も、実は積極的に動いてくるのはユメだったりする。（照照法師の回のキスとか）

で、最後のコマのオチでひなたがはるかに言っている『誰も妬かんぞ』というセリフ。
この『誰も』は、ほぼ『代理』の事を指している。以下考察。
まずはるかが気を惹こうと考える相手は、所内ではかなor代理。
かなの普段の髪型を真似るのに、はるかが髪を結う必要はまるでない。
はるかの長い髪をツーサイドアップすればたしかに代理に近い髪型になるので、はるかがまねしようとしたのは代理の髪型。
これに対して、実はこの食卓に代理が居ないことが分かる。
いただきますを言っているときに、手前の席が空いている。
なので、これから食卓に来る代理の気を惹くために、はるかは髪型をいそいそと変えようとしているのだが、普段なら（というよりかな相手なら）適当につっこむひなたが、ここではちょっと厳しめのツッコミ。
2008-12月号でも、はるかが代理に絡むと妙にツッコミが厳しくなるのだが、これは多分『無意識のうちに』代理の事を気にしてるよなあ。

というわけで、この回から『ひなたx代理』という関係図ができあがる。
事実、ひなたがまず話しかけるのは、代理が多かったりする。逆もしかり。
この回辺りから、はじめの頃唯一好きになれなかったひなたが好きになりました。ひなたかわいいよひなたヽ[・_・]ノ